歩くのが疲れる人は、足首と股関節を、柔らかくするといいですよ。 | 錬武体術 啓真道

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● 歩くのが疲れる人は、足首と股関節を、柔らかくするといいですよ。

こんにちは。川村義之です。

歩くのが疲れる人は、足首と股関節を、柔らかくするといいですよ。



歩くのが疲れるという人は、少なくないと思います。

太ももの前側(もも前とか前ももと言いますが)が、張って硬くなったり。

こういう人は、股関節まわりが固くなっていると思います。

ふくらはぎが張って、朝起きた直後に、攣りやすくなる人もいると思います。

こういう場合は、足首が固くなっていることが多いです。

足首と股関節を柔らかくしていくと、太ももの前側や、ふくらはぎの張りを、改善できますよ。

その結果、どんどん、歩くのがラクになって、疲れなくなっていくんですね。



では、具体的にどうしたらいいかを、お話しします。

・足首を柔らかくする方法

歩くとき、前にあるほうの足の拇趾球に体重が載る前に、後ろの足を踏み出してください。

これは、爪先を突っ張るのを防ぐためです。

足首が固くなる大きな理由は、爪先を突っ張るからなんです。

着地の瞬間、足首が、わずかにふにゃっと曲がり、スネが前に傾くようにすると、さらにいいですよ。



・股関節を柔らかくする方法

1.足を肩幅か、それより広く開いて立ちます。



2.足元を見下ろしたとき、爪先を、逆ハの字に開きます。

両スネは内側には傾けず、外側に向かって傾けて、踵は浮かさないようにしてください。

3.ゆっくりと低い体勢になります。

このとき、爪先と膝が同じ方向を向くように気をつけてくださいね。

上半身は猫背にならず、真っ直ぐ起こしているのが望ましいです。

正面から鏡を見たとき、左右の膝、太ももが、横一直線になるくらい、低い体勢になれるといいと思います。(無理はしないでください)

これは、屈伸運動ではないので、上下に屈伸する必要はありません。

素早くやると、関節に負担がかかってしまいます。

ゆっくりと丁寧に、この低い体勢になるというのを、1回くらいでいいです。

連続してたくさんやるのではなく、ちょっとずつ、思い出したらやる、という感じで取り組んでみてください。

低い体勢になったときに、正面から鏡で見て、M字になるくらい股関節が柔らかくなると最高です。

短くたびたび、無理をしないで、続けてみてくださいね。

歩くのが疲れなくなり、歩く以外の動作でも、力みをなくすのに役立ちますよ。









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