育休に入った『てい』のナリくんのグログがまた進化してて素敵である。

今日の記事の中で、流産してる人は案外多いという内容が少し書いてあって、私も2回してるので、言いたくなった。

日本て流産の話を全然しないよね?
もっと普通に話せばいいと思うんだけど。
ものすごく普通の事だから。
人間も動物なんだから、当たり前じゃん?
100%受精が成立しない時点で、分かるじゃん。

悲しいっちゃ悲しいけど、
悲壮にならなきゃいけない感じはおかしいと思う。

私は幸い、自分が妊娠する前に、同僚や友達が流産の経験の後に出産したのを知っていて、彼女たちは普通にその事を話してくれた。
あ、そういうもんなんだ?と知識があってよかった。

同僚なんて、「私流れやすいんですよねー、これで妊娠5回目ですよ、育つと良いんですけどねー」と、仕事の会話と同じテンションで言ってて、
え、そんなに多いの??
え?そんなテンションで言えちゃう事なの?!
と、当時は驚いた。
そしてその5回目の子が後々生まれた。
マジで良かった。

それを知っていたから、私も初めての妊娠が流産になった時、正直そんなに辛くは無かった。ショックはあったけど、悲壮に悲しむ事は無かった。普通に次がんばろ、と思った。
それで翌年には生まれたからラッキーだった。
それもたまたまだよね、確かに。

その時は、私のタイミングじゃ無かったんだな、とか、まぁ自分なりの理由付けはしていたけど、
生まれてきた子が超絶最高に可愛いくて、
初めて人を食べたいと思った。
可愛くて食べちゃいたいってこのことか!という経験をさせてもらったので、本当にラッキー。
それも、たまたまの1つって訳だ。

その後、もう1人と思ってトライしたけど、流れた。
それでもうやめた。
私は1人で十分です。

子供が大きくなって来ると、兄弟が居ないことを嘆く時期が出てきた。わりと早い歳に、フツーに、君の前と後に1人ずつ兄弟居たかもしれないんよ。と話してる。
たまに質問や確認をしてくる。
その度に、フツーに事実をお伝えしている。

それから子供なりに、居たかもしれない兄弟に思いを馳せたり、私を独り占めできるからやっぱり1人で良かったよ、と言ったり、いろいろ考えてる様子で、自分がひとりっ子である事の不満をあんまり言わなくなった。

命は大事なんだけど、そんなの当たり前じゃん?
それを、わざわざ生きてる命に恩着せる感じの風潮がどうも馴染めない。
上部から包むんじゃなくて、内側からジワジワ実感するものだと思うのよ。
なんか話逸れてきたな笑

つまり、流産の話はもっとオープンにしよ、って話賛成です!
と言いたかった話です。