ZOOMで研修会「膵臓(すいぞう)」 | ワイズファーマシー

ワイズファーマシー

知る人ぞ知る隠れた妙薬の店

秋田県五城目町に静かにたたずんでいます
大きな看板はありません
外観はチョコレートケーキ
店内は山小屋風

薬局らしくない薬局の
薬剤師ゆきの日記

どうぞよろしく
お願いします

ZOOM研修で学んだことシンプルに伝授しますシリーズ

 

このたびは、

「膵臓」 の検査値です。

 

  • 膵臓は、適正な食事をしているかを監視する臓器。
  • 肝臓と同様に無口な臓器。そして我慢強い。
  • 無口だけど、膵臓は、ささやいている。体力がない人の方が膵臓のささやきに気付きやすい。
  • そしてデリケート。
  • はたらきは2つ。
  • ①消化管に消化酵素を出す(外分泌)
  • ②血液中に血糖値を調整するホルモンを出す(内分泌)
  • では、膵臓のささやきとは、(膵臓が疲れてるサイン)
  1. アルコールを飲んだ翌日に下す
  2. 脂っぽい料理を食べるともたれる。胃の周りが痛む。
  3. 脂っぽいメニューに拒否反応
  4. おなかが張る。ガスが溜まる。
  5. 腰や背中が重い、痛い。
  6. 栄養のあるものを食べても太らない
  • 急性膵炎の症状。背中の痛みより、腹痛と吐き気が圧倒的。
  • 急性膵炎の原因は、1位アルコール、2位胆石、3位原因不明
  •  膵炎が進行すると、一時的に腹痛が止まる。細胞が壊れているせいで、治ったわけじゃない。
  • 純アルコール量80gを毎日10年間飲むと、慢性膵炎になりやすい。

膵臓の検査値
  • アミラーゼ→安定してるので、検診で使われるが、感度が低いので当てにならない。
  • リパーゼ→急性膵炎で高値になる。
  • トリプシン→急性膵炎でも慢性膵炎でも高値に。
  • エラスターゼ1→膵臓がんのマーカーとして用いられる。

本日はここまで。
お疲れ様でした。

アルコールは、適量を愉しく飲みましょう!
飲み過ぎ注意です!