ZOOMで漢方講習会~気滞~ | ワイズファーマシー

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知る人ぞ知る隠れた妙薬の店

秋田県五城目町に静かにたたずんでいます
大きな看板はありません
外観はチョコレートケーキ
店内は山小屋風

薬局らしくない薬局の
薬剤師ゆきの日記

どうぞよろしく
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ZOOM研修で学んだことシンプルに伝授しますシリーズ

 

やさしい東洋医学入門でした。

 

「気滞」 (きたい)

 

ストレス

身体の緊張・気の巡り↓ (気滞)

消化のはたらき↓(脾虚)

栄養不足(血虚)

 

  • 「気」は陽性=熱性⇒停滞すると熱がこもる⇒熱は上昇しやすい
  • だから、上半身に症状が出やすい
  • 喉のつかえ、めまい、頭痛、など
  • のどのつかえ感=気+痰
  • 東洋医学的に、梅核気(ばいかくき)・・・梅の種がのどにつかえている感じ
  •    〃   咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)・・・炙った肉がのどにつかえている感じ
  • 西洋医学的には、ヒステリー球、咽頭異常感症 という
  • 気滞には、熱証と寒証のどちらもある、交互に起こることもある
  • 気が鬱する=熱証
  • 気が四肢に届かない=寒証

 

気滞によく使われる薬

  • 加味逍遥散(かみしょうようさん)
  • 柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
  • 抑肝散(よくかんさん)
  • 抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
  • 四逆散(しぎゃくさん)

 

本日はここまで。