6月の本棚 | ワイズファーマシー

ワイズファーマシー

知る人ぞ知る隠れた妙薬の店

秋田県五城目町に静かにたたずんでいます
大きな看板はありません
外観はチョコレートケーキ
店内は山小屋風

薬局らしくない薬局の
薬剤師ゆきの日記

どうぞよろしく
お願いします

6月に読んだ本たち
 
テーマは、1年の真ん中はいつも
 
何でもかんでも読んでいい月間
 
テーマを決めて読むのは楽しいし、
そのテーマ外の本を我慢して読まないでいる状態も
ある意味、心地良い。
そんなことないですか?
 
 


 


「夏子の冒険」

三島由紀夫さんの本は、読みやすいものが好きです。

名作と呼ばれるものでも、難解な話は読破できませんでした。

(たとえば「金閣寺」・・・)

 

そして、「夏子の冒険」のあとがきに、

村上春樹さんの「羊をめぐる冒険」は、

「夏子の冒険」のオマージュ?パロディ?とか書いてあったので、

数年前に読んだ「羊~~」を再読。

読みはじめは、共通点探ししてたけれど、

読み進めるうちに、そんなの関係なく引き込まれました。

「羊~~」の主人公が一人で山荘にこもって、料理したり食べている場面が

何でもないけど、美味しそうで、妙に印象に残ってます。