メイラックスを減薬したときのように減らせばなんとかなるだろう、と軽く考えていましたが、そうは行きませんでした。

 

レンドルミン1錠から始め、あまり眠れませんでしたが、全く眠れないこともなかったので、少しずつ包丁でカットしました。

何日目かで、全く眠れなくなりました。

 

だったら飲まなくても同じだと思い、服薬を辞めました。

すると一睡もできない日が3日続きました。

 

フラフラになり、寝たきり状態です。

 

その状態が2ヶ月ほど続きました。

少しも眠れていないわけではないのですが、1日中薄暗い部屋で横になり、寝ているのか起きているのか分からない状態でした。

夜中にトイレに行くと、見えているものがすべて点滅していました。

壊れたテレビを見ているようでした。

 

すごく怖かったですが、ここでやめたら今までの苦労が水の泡になると思い、再服薬しませんでした。

そのうち辛すぎて◯にたくなってきました。

ちょうどその頃テレビで芸能人が自◯したニュースがよく流れていて、それを見るたびに恐ろしくて叫びそうでした。

 

辛くて辛くて、よし明日◯のうと思い決意しましたが、ちょうどそこに新聞があり、電話カウンセリングの記事がありました。

どんな感じなのか、一度電話してみよう。だめだったらだめでいいし、◯ぬのはそれからでもいいのではないか。そう思い電話したところ、生きる勇気を頂き、思いとどまることができました。

こちらのカウンセラーさんです。

 

 

ほんと、私の命の恩人です!

また何かあれば、相談すればきっと救ってもらえる、私にとってお守りのような存在の方です。
 
電話カウンセリングは外出せずに家で横になりながらカウンセリングを受けることができる、本当にいいサービスだと思います。
 

3ヶ月目ぐらいから、少しずつ外に出れるようになりました。

ちょっと外に出て、50mほど歩いて、気分が悪くなり、すぐ帰ってくるという感じです。

 

どうしても出かけなければいけないときは、リーゼを飲みました。

リーゼを飲むとしばらくの時間、体調が復活します。

でもメイラックスの経験があるので、連用することはせず、週に1錠以内になるようにしました。

 

その頃、森田療法を知りました。

森田療法は不眠にも効果があるようで、投薬のない治療法ということですし、森田療法の本を数冊買い読みました。

森田療法の本を読んで理解することが、治療の第一歩だそうです。

 

すごく勉強になりましたが、なかなか実践することは難しかったので、生活発見の会に参加することにしました。

 

生活発見の会では、世話役の方が一人いらっしゃって、10名程度の参加者の方が、一人ずつ近況を報告し、それについて世話役の方がコメントするという流れでした。

 

私はこれまでに不眠になった経緯を話し、現在は少しは眠れているものの生活に大きな支障が出ている、毎日眠ることばかり考えている、眠るために日光を浴び、外を歩き、眠るために昼寝を我慢し、眠るために朝起きる、毎日眠る努力をし続け、眠るためだけに生きているようだ。

こんな話をしました。

 

するとこんなことを言われました。

「不眠の人が前はよく来てたんだけど、最近は珍しいわねー。

久しぶりだわ。絶対治るから安心しなさい!

とりあえずあなたは、今すぐ眠る努力をやめなさい。

昼寝もしていいし、運動もしたくなかったらしなくていい。

そんな努力してもしなくても、いつかは眠れるようになるわよ!」

 

えええええ、そんな馬鹿な!と思い、ちょっと反論してしまいましたが、すぐ実践しました。

一気に気が楽になったのを覚えています。

あーもう、努力しなくていいんだーと。

 

そこから、寝たいときに寝て、起きたいときに起きる、特に用がないなら一日中家でぐだぐだしている、そんな生活を始めました。だからといってすぐに不眠が解消されたわけではないのですが、眠れないながらも、気楽に生活できました。

 

どのぐらい時間がかかったか分かりませんが、いつの間にか眠れるようになっていました。

 

無事レンドルミンを断薬できました。

でも今思い返すと、本当に命の危険があったと思います。

危ない方法だったと思います。