こんにちは!Smile です。

 

前回の続き、スペキュロスクッキーの焼成です。

 

クッキー作りの焼成は、初心者には難しい部分。

火通りが甘かったり焼きすぎてしまったり。ここでは初心者でも失敗しづらいだけでなくクッキーがより美味しくなる焼き方をご紹介します。

 

 

ではでは前回の続きから作っていきましょー!

 

 

まず最初にすべきことは、オーブンを温めること。

温度設定は155℃にしておきましょう。

 

 

一晩寝かした生地を取り出して少し捏ねます。

 

これは一晩寝かすことで砂糖が溶け、粉が水分を吸った状態でまばらになっているのを馴染ませる為です。

 

本場の作り方では1週間くらい寝かせるそうです!より軽い食感になるそうな。次は1週間寝かせてやってみよう。

 

 

捏ねる時あまり触りすぎると柔らかくなってしまうので、まとめて潰すを5回くらいやれば大丈夫です。

 

 

さぁ、綿棒で伸ばしてゆきます。

 

慣れないうちは手粉(台に振る小麦粉)は多めに振りましょう。写真はちょっと少ないですね…もっと振って大丈夫です。

生地の両面が常にサラサラしている状態が好ましいです。くっつきそうになったら手粉を足します。

こんな感じですね。3mmくらいでしょうか。

 

伸ばし終えたらここで秘密兵器登場!!

 

 

 

じゃじゃーん!!スペキュロスローラー!!

 

こちらストラスブールの雑貨屋さんで見つけて買ったもの。いろんな模様があり、職人さんが一つ一つ手作りしているそうですよ。

これを使いたいがためにスペキュロス作ってるようなものです。

 

さて、これを使うとどんな感じかというと…

 

 

おおー!かわいいーー!!

 

コツは手粉をたくさん振っておくことです。

ベタついていると生地がローラーの溝に埋まってくっついてしまいます。(何度か失敗しました 汗)

 

これを切って、オーブンシートに並べて、

 

 

 

さあ!ここからいよいよ焼成です!!

 

今日のポイント!!

 

155℃のオーブンで20〜25分焼きます。

うっすらと色が入っていればOK!

位置によって焼きムラがある場合、充分焼けているものは取り出してしまい、天板の奥と手前を逆にして1〜2分ずつ様子を見ながら焼きます。

 

 

 

 

 

この温度設定には理由があるので説明しますと、

 

通常クッキーの焼成は多くの場合170〜180℃で12〜18分となっている事が多いです。

 

それに比べると155℃はかなり低めの温度設定。

 

低い温度でじーっくり焼くことで中まで均等に火が入り、しっかり乾燥するので

サクッサクッのクッキーが出来上がるわけです!

 

さらに!!

低い温度ということは高温で焼くよりも焼きムラが出来にくく、急に焦げたりしないので狙った良い焼き具合のところで取り出す事ができます。

 

バターの風味が良く感じられる方がお好みの方は焼き色は薄めで。

香ばしい風味がお好みの方は焼き色を強めに入れてあげると良いですよ。

 

私は香ばしめで。

 

これは食べだしたら止まらんですよ〜〜

 

 

配合は別のレシピでも、焼き方を変えるだけで全く違う印象になりますので是非試してみてください!

 

30分以上焼いても全然色が入らないようでしたら165℃くらいに設定してみると良いかもしれません。オーブンにも個性があるのでたくさん使ってクセを見つけてあげましょう!

 

 

それではまた次回!