こんにちは、smile です。
前回、パティシエになる上でのメリット、デメリットの話をしました。
じゃあ具体的にどんな仕事をするの??
と言う事で
私が実際に個人経営店で働いていたその内容をご紹介します!
朝仕上げ…その日お店に出すケーキの用意
先ずはその日お店のショーケースに並べるケーキの仕上げをします。シュークリームやパイ生地を焼いたり、ショートケーキのクリームを挟んだり、フルーツを飾ったり。
ケーキの仕上げはそのお店の顔ですから、お化粧をする様にバランスや色味を考えて美しく見えるように飾ります。
しかし、開店時間が迫っているので素早い作業が求められます!
仕込み準備〜仕込み…焼き菓子、生菓子、クリームなど
朝仕上げが終わると、メインの仕事に取りかかります。
実際にお菓子を作って行くのですが、仕込みには準備が必要です。
冷蔵庫や冷凍庫に仕込んだものを入れるスペースを確保したり、
ケーキ型の準備をしたりします。
環境を整えたら材料を計って仕込み開始!
その日に仕込むものはあらかじめ決めておくのでどんどん仕込みます!
焼き菓子類…スポンジ、クッキー、パウンドケーキ、プリン、マカロンなど
生菓子…ムース、ゼリー、ロールケーキ、コンポート、クリーム類など
その他…ケーキの飾りチョコ、グラサージュ(コーティング)など
休憩
キリのいいところでお昼休憩です。
状況によっては仕込みの前に済ませることもありますが。
(私は1時間でしたが、友人の勤めていたところでは15分しかなかったとか…)
その他の作業…翌日の準備、ストック
今日の仕込みが終わったら、翌日の仕込みの準備や足りないものを補充したりして翌日の仕事がスムーズに進むようにしておきます。
何事も準備が大切ですね!
片付け、掃除
最後の仕事は片付け、掃除です。作業場を美しく保つ事が出来なければ美しいお菓子を作る事は出来ません。
今日の汚れは今日のうちに!
すっきり片付けが済んだら作業は終了です。
在庫の管理を任されれば、在庫をチェックし、何を仕込まなければならないかを把握して仕事のメニューを組んだりもします。
仕事終了後はそれぞれの過ごし方
仕事がおわれば帰宅するのが普通ですが、やる気と体力があれば居残りをするのも自由です。
(基本的にオーナーに許可を取れば作業場を自由に使わせて貰えます。これはケーキ店で働く上での最大のメリットかも知れません!必要なものがほとんど揃ってますからね。)
特にまだ技術の未熟な新米パティシエは早くスキルを習得するために練習をしたりします。
(チョコペンで文字を書く練習、クリームを絞る練習、ナッペ(ショートケーキを作るときにクリームでキレイにコーティングする作業)の練習など)
コンクールに出品する人は作品を作ったり。
商品化を目指す人は新商品の試作をしたり。
仕事をしている時より、こういう事をしている時の方が皆目がキラキラしてます。好きなことやってるんですもん。そりゃそうですよね。
あ!一番やっちゃいけないのはこの時間に仕事をする事!
仕事は仕事の時間内でやるべきです。貢献感が得られるならばまだ良いですが、そうでなければ心が病みます。仕事がつまらなくなります。
これはパティシエに限ったことでは無いと思いますが…
いかがでしたでしょうか?これはとある個人店の場合ですが、パティシエの活躍の場は様々です。ホテル、お菓子教室、専門学校、大手開発部門などなど。
現に私もパティシエの新しい働き方を模索中です。
色んな仕事の話に興味津々です(^^)
それではまたお会いしましょう!