精神障碍者は、群れを成すことを嫌う。
その同調圧力がとてつもなく嫌だからだ。
周りの人と考え方が違うとか、
自分はね…、自分はね…は、その後だ。
「寄らば大樹の陰」
これが大っ嫌い。
「なんか、わがままを言う奴なんか、放っておけよ!」
と、軽く言ってくるが、
いやいや…、こっちが放ってほしいんだ。
そもそも、「わがまま」ではない。
確かに、孤独は感じる。
けれど、必要以上にくっつきたがりたくはないんだ。
大樹にすがりつけば、安心なのか?
何も考えなくて済むことが、心の安堵なのか?
それは「堕落」だろ?
常に自分らしさを求めて、
自分探しの旅の途中にいるんだ。
休むことなく、自分の道を模索し、
新たな道を開拓しているんだ。
自分しかわからない。
自分でしかわからない。
自分が納得できるまで続くものなんだ。
群れを成せば、ぼやけるだけだ。
「なんか、群れて立ち止まってる奴らなんか、放っておけよ!」
と、重く言ってやる。
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↓の写真は、玄関に飾られた人形たちです。
寄せ合っていますが、一人一人に個性があります。
決して、大樹の陰に寄せ合っているわけではありません(笑)。