本記事は川崎ブレイブサンダース Advent Calendar 2017の12/14(木)用の投稿記事です。

0)はじめに
私は以前の投稿でも書いた様に、バスケ経験は0な上に、審判の資格も持っていません。
上記の事を了解して頂き、読んで頂ければ幸いです。

1)今回のテーマ
今回は試合中のディフェンス・ファール判定の基準は何かについてがテーマです。

17年見てきた経験、ルールブックを読んだり、OBさんから教えて頂いた事を元に書いていますので、あくまでも「観戦時」に
・あっ、それでファールなのね
と思って頂ければ幸いです。

2)バスケのルール(参考)
BーLeagueでのルールはFIBAルールブックに基づいています。
Documents Library - FIBA.basketball

では解説を、、、ってやるとね。
・全文英語を日本語に翻訳(翻訳家じゃないよ、私(笑))
・小学6年生が理解出来るレベル(教員免許もないよ(爆))
まで書かないといけないので、それは無理(笑)→分かって頂けますよね、、、(ごめんなさい)

なので、川崎ブレイブサンダースのwebサイトに助けを求める。

バスケットボールの基本的なルール - 川崎ブレイブサンダース

観戦時に知っておくと良いルール、ヴァイオレーション、ファールについて纏まってますね。

こんな書籍もあります。
(ひとつ前の平原さん版読んだ感想として分かりやすい)
ハンディ版 バスケットボール-ルール・審判・スコアの付け方
著者:東 祐二

3)「シリンダの原則」とは。
実はここからが今回の記事における本題。
試合中、審判がディフェンス・ファールの判定を行う時には基準があります。
それがこの「シリンダの原則」です。
(バスケ(観戦も同様)において、この「シリンダの原則」という概念を知っている、いないの違いって大きいと私は思うのです。)
しかし、これが難しい(笑)

※FIBAFIBAルールブックの
Art. 33 Contact: General principles
33.1. Cylinder principle
に定義されてますので、原文読まれたい方は是非。
(参考までに引用掲載)
The cylinder principle is defined as the  space within an imaginary cylinder occupied by a player on the floor.
 It includes the  space above the player and is limited to:
・The front  by the palms of  the hands, 
・The rear by the buttocks, and 
・The sides by the outer edge of the arms and legs. 
The hands and arms may  be extended in front of  the torso no further than the position of the feet, with the arms bent at the elbows so that the forearms and hands are raised. The distance between his feet  will vary according to his height. 
ーーここまでーー

「シリンダの原則」とはどういうものなのか。
これを日本語に訳して説明となると皆さん「???」となるかと思いますので、解説ビテオをどーん。

B-Leagueでも吹かれている平原勇次さんの解説です。

つまり、上記の保護されたエリア外にて身体の接触があった場合、審判は即座に笛を吹きディフェンス・ファールがコールされます。
※試合中にDEFの選手が両手挙げて審判と話している機会を何度となく見られているかと。
→大概、真っ直ぐ伸ばしているはずの「手首」が内側に折れている。

OFFも似た考えがあるので、
・ドリブルしている選手の脇の下から腕入れてボール取りに行った時
は「イリーガル・ハンド・オブ・ユース」でファールなのですけど、、
取らないのですよ、審判さん(泣)

4)最後に
さて、今回は「試合中のディフェンス・ファール判定の基準」となる「シリンダの原則」という事について書いてきました。
本記事が
・参考になったのか、ならなかったのか
・需要があるのか、無いのか。
・知ってるわ、知らんわ、分からんわ!
と賛否両論あることは承知してます(汗
何かしらコメントを頂ければ嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。