自分が子どもの頃に

叶えられなかったことを

我が子にしてやりたいタイプの私。

我が子が望んでいるかは別。

ステージママ云々もそれなのだけど


普段の生活習慣的なことでもそれはある

タイトルに書いたこと二つ。



私が小さい頃、私の母親は

この二つに関しては

ほぼ全くしてくれませんでした。


私がせがんでもねだっても、

むしろそうされるほど忌々しく、

したくなかったのではないかと思えます


他にも身だしなみに関することは

とてもおろそかで、

そこそこ大きくなってからも

人前で恥をかいたり

いたたまれなくなったことは

たくさんあります。



髪はたった一度だけ

登校前に結んでもらえて、

私は喜びましたが、こんなことが

忙しい朝に毎度になると嫌だと

思ったのでしょう。


二度目は無かったし、少ししてから

私の髪はショートカットになりました。

私の好みではなかったので、

散々似合うとおだてられても

いつまでもガッカリと白けていた

記憶があります。


歯磨きも

「小さい頃にしつこく嫌がったから」

匙を投げられて、

もう仕上げ磨きも一緒に歯磨きするにも

誘ってもらえず


私の口の中は虫歯だらけ。

永久歯の前歯は溶けてると

歯医者で言われ、口が臭いと

クラスメイトに指摘されて

またいたたまれない思いをしました。


小学校の歯磨き指導で歯の磨き方を知り

何とか習慣づけて今は銀歯だらけでも

何年も虫歯無しです。



許せないのは…

歯の事をしつこく笑い話にする事。


この子は歯を磨かずに

ありえないくらい虫歯だらけだった!

夫にもさも面白い事のように

その話を振っていましたが、

何も面白くないので

困惑させただけでした。


時代が変わり、

小さい子を虫歯だらけにするのは

避けたいと努力している親が

昔より多いと思います。


子どもをそんな風にしてしまう親は

能力不足だ!という手厳しい論調の

ネット記事を読んだこともあります。

私は当然そう思う派です。


私はそんなに細やかなことは

できませんが、毎晩の仕上げ磨きを

がんばっています。

夫も気を付けてくれています。


髪も複雑なことはできませんが、

生まれてから前髪以外は切らずに伸ばして

毎朝“お母さん美容院”と称して

結んだり編んだりおだんごにしたり…

娘が受け入れてくれて有り難いです。


もしかしたら娘にも

「そんな事よりこれをして欲しかった」

と、将来言いたくなる事が

あるかもしれません。

いや、何かしらは出てくると思います…


でも、私の執念が消えずに今

こだわってそうさせているのです。

「娘は娘!私のしたいこととは

関係ないから!」と捨て置くことが

できません。


子どもを道具にするな、

自己実現や自分の癒しに使うなとは

よく言われることで、私もそれには

すっごく共感できます。


でも子供が喜んでくれたり

受け入れてくれている間


心身を大切にして

愛情を感じてもらったり、

健康を保つのに関わることは、

しっかり実践していこうと思います。