お医者さん助産師さんもう一人の若い方
(若い助産師さん?)みんなが最後の
いきみの時から、わーーっと
ぎゅうぎゅうに集まって真剣に手元に
集中しているのが見えました。
泣き声などはまだ聞こえず、
ハーハーハーと言われたように息を
しながら眺めていること少し…
あっ赤ちゃんがうつ伏せで医師の先生か
助産師さんの前腕に乗っている
よく、「おめでとうございます!!」と
言われながら赤ちゃんをこちら正面に
向けて生まれてすぐに見せてくれるような
イメージがありましたが、私の場合は
そうではなかったです。
すぐ、ギャアーーーと想像より強い
産声が聞こえてきてひと安心。
その時と同時に赤ちゃんの鼻か口に
細い何かを入れてズロロ~と吸引?して
いました。羊水なんかを吸い出して
いたのでしょうか。
「元気な女の子…オシッコが出ました」
「体重は2700グラムです」
「ありがとうございます!!!」
この段階でまだあまりまともに
子供の事は見れていません。
へその緒を切ったりもしていたかも
知れません。
何かの確認事項があったのかも…
私はクアトロテストの結果がとても
高確率の陽性だったので…
「子供を見せるよ」と言われて
思わず起き上がろうとすると、
「あっ起きたらダメですよ!!」
「お腹の上に置きますから」と。
お腹に紙が敷かれて…
まだまだなんというか生まれたて
ドロドロというか、目付きも眩しそうに
ひたすらムッツリと眉をひそめた
顔をした女の子の登場でした
妊娠後期くらいから、「子供の顔を
見てみたいな」と思うことが多かったので
ここでひとまずその思いは達成です。
ここで。「おめでとうございます~」と
院長が登場。私は高齢でイロイロ
気になるところのある妊婦だったからか
健診は必ず院長と副院長で二人が
情報共有してみるという感じでした。
でも本番では二人とも外来が
忙しすぎたか間に合わず、全く初めて
お会いする女医さんに取り上げて
もらったのです
なので後から顔を出してくれたのでしょう
「こどもは元気だね、体重も足りてる」
他にも「○○も大丈夫」とか
気になる所見無しですよというような
話をして下さったかと思います。
小さな産院で生んだので、
「推定体重2800だけど、実際生まれて
2500切っていたら近所の総合病院に
行ってもらう」と言われていたのでした。
ひとまずもろもろ全部クリアとのことで
赤ちゃんはお風呂へ入りに、
私は胎盤を出したり(変な感触ですが
すんなり終わりました)切開したところを
縫合したり(麻酔していてもちょっと不快)
と後処置に入りました。