バシャンというかそんな感覚で

まあ破水して…


もし何より先に破水した場合、陣痛が

出て来て強まるとの情報を見た気が

しますが、私の場合は既に強い陣痛

そして中身も途中まで出てますよ指差し 

てなわけで、私には当てはまりません

でした。



これまたどうでもよすぎる余談ですが、

私は「破水が先になる」可能性に備えて

臨月ごろからバスタオルを常に持って

移動し、素早く股に挟む練習など

繰り返していました。


寝ている時等に破水したら

寝具全部パーになるのか?と思い

ベッドに横たわりながら顔の横に

置いてあるバスタオルを股に挟み、

受け身みたいに横に転がりながら動いて

ベッドの上から床の上に移動するという

練習を繰り返していました。

(切迫早産安静が解かれてからの事です)


今思うとまるでバカですが、

なんかコロコロと少しはいい運動に

なった…と言えなくもない??

こんなことをしていたけど

切迫早産だったけど

最後は陣痛も来る前に子宮口も

7センチだか開いてしまっていたけど…


私は破水は最後まで起こりませんでした。



さて、お医者さんに破水して貰って

少し今後何するかの説明も受けます。

生まれるときは切開するからねニコニコ

と、ここで会陰切開の予告を受けました。


なので、あらかじめちょっと局所麻酔

しときますという感じの事を言われたと

思います。すぐにチクッと会陰あたりに

注射の感じがありました。


記憶が前後していますが、確か

有効ないきみ~破水してもらう直前は、

完全にお医者の先生待ちで

「あと何人診察あるかな」

(外来の他の方の診察のこと、助産師さんと

看護師さんで会話)

「お腹の赤ちゃんに酸素を行き渡らせ

たいので一度いきみを逃しましょう」

と、少しだけ仕切り直したり時間を

稼いでいる印象がありました。


その先生が到着して切開の準備も整い、

後はもう行け行けの感じがありました。

破水の後は局所麻酔のせいか?

何か挟まる感じとかすごく出てくる

感じとかは明確に受けませんでした。


言われたことを意識して実践して

いかに有効にいきめるか。

生まれるこの時は赤ちゃんも痛いし

辛く息も苦しいと聞いていたので、

とにかく早く生むのが子供にとって

息が苦しくないのかと思い、早く早くと

そこに気持ちが行っていたように

思います。

(注・実際は早ければ早いほどいいという

事でもなく、何事も適正な経過や時間は

あるということです)


有効ないきみの時も、失敗した感じは

なくとも無効な時もあり、

「うまく行く時とそうでない時があるね」

と助産師さんの言葉がありました。


次第に、長くいきむことを言われる

ようになり、「もうしばらくいきんで」

といきみピーク中に言われ、

「よしっ」と気を入れ直して

がんばったりしていました。


この頃ちょっと便が出たりしていたような

それは、お医者様助産師さん

看護師さん?で「便が少し…」とかさらっと

共有しているようでした。


そして、この三人でうなずきあうように

「切りましょう、切るね」

パチンというかジョキというか、

私の会陰切開は、裁ち鋏で布を切るのと

同じような音でした。


次のいきみで、「もう少しいきんで、

がんばれがんばれ、もう少しいけるかな」

わー長いあんぐり!けど指示にできるだけ従う

「もういいよ、もういきまないで!

ハーハーハーってしてね」と二回

繰り返し言われ、「これを言われると

いうことは生まれたひらめき?」と期待感が

高まりました。

特に泣き声等は聞こえず、どうなって

いるかはわからない状態でした。