陣痛室から分娩室へ…

当時コロナ禍、母の付き添いはここまで


陣痛の合間を縫ってスササと歩いて移動。


分娩室では大急ぎで道具を出したり

準備中!

ホワイトボードにイロイロ記入したり

(分娩室入り時間とか時系列書いてました)

手順があるのね…と思ったら

書いてある私の名前(名字)間違ってたので

その場で申告して訂正してもらいました


別にそんな細かいこと言わなくて

いいかなと思わなくも無かったのですが

もし万一、名前が間違っていたことで

取り違い赤ちゃん泣きでもあったら嫌よな!!!と

思ってすかさず言いました


言われるままに分娩台に足などセットし

手元の棒を握りながら、

「これが本物の分娩台かぁ」と

認識しました。


何度と無く来る陣痛はまだ逃がし続けて

いたと思います。そうこうしてるうちに

陣痛来ると「酸素が足りないかな?」

となって鼻の下だけにつける

チューブのような酸素を装着しました。

それもホワイトボードに装着した

時間が書かれました。


助産師さんと、もう一人。

若い看護師さん?この方も助産師さん

なのかはわからなかったですが、

このお二人に助けられてお産は

進みました。



お医者の先生は…この時真っ昼間。

外来とっても忙しくひらめき

この後も要所要所でアセアセと現れて

チャチャっと都度処置しては立ち去る

という感じでした。

ちなみに医師は三人いらっしゃる

産院です。



道具類の準備も整ったようです。

「いきんでみましょう!」と

助産師さんがリードしていきみかたを

教えてくれます。

ここでもこんなに呼吸が大事とは

思いませんでした。


やたらめったらではなくて、

ちゃんと力を集中する方法があって

しかも横について教えてくれるのね~と

結構心強かったです。

ベテラン風味のドンとした方で、

なんだか見るからに安心感がありました



一度目、いきむと

気持ちが足りず、息が抜けて声も

「うう」と出てしまう


「声を出したらダメだよ、息を抜かずに

しっかり止めていきむこと!」


ぐっと溜めるのが大事みたいと認識

次は息を抜かずにいるものの、


「腰を浮かせたらダメだよ、腰は

下に押し付けて!!」


陣痛の痛みででのけぞって

くねくね動いてしまい

姿勢が崩れていきみの力も逃げて

しまいます。

これは痛さが来てものけぞらず、

むしろあえて丸まるような格好

(腹筋をする時のような)をするのが

よかったのかな?と後から思いました。


ぐっと溜めて、一点集中するわけね指差し


今度のいきみでは手応えがありました。

出てくる感じがあったのです!

途中まできた!と自分でもわかったので

これが有効ないきみと体感しました。


すると…助産師さんが

「今、少し出てきましたね。膜に入った

ままですから変な感じするでしょう」と。


そういえば私は破水していなかった。

膜に入ったまま少し出てくるなんて

説明されるまで考えてもいなかったあんぐり

そう言われて「そんな風なのね」

「破水しなかった人はみんな

こうなるってこと?」と少し疑問に

思いつつ、少ししてアセアセ現れた

医師により「破水させましょ」と

膜は破られ破水したのでした。