次男の心臓疾患は、小学1年生の心電図検査で発覚した。

PQ短縮という不整脈だった。

自覚症状はないが、年齢が上がってくると発作の症状も出てくるとのこと。

1年に1度診察して経過を見ていきましょうとの事だったが、エコー検査で心筋の肥大が気になるとの事で、去年から3ヶ月に1度のペースで受診している。


主治医の話によると、次男の心電図の波形はWPW症候群でもPQ短縮とも違う、見たことない波形との事。

主治医は高齢のベテランな先生だが、穏やかで物腰柔らかな印象の先生。

ただ毎回心電図を見ながら、分からないんだよなぁ…見たことないんだよなぁ…と言われるので、セカンドオピニオンも考えたほうがいいのかなと不安にもなっていたが、他の先生からの評判が良く、心臓の名医と聞きもう少し先生にお願いしてみようと思い直していた。

3月の中旬、受診した数日後に突然病院から着信があった。

主治医からだった。

あまり良い話ではないんだけれども。」

「もしかすると、新しい病気がみつかったかもしれないので、1度話をしたいから病院に来てほしい。」