性教育を広めたいと思った理由⑤ | Let my flowers bloom♡ みんなで一緒に広めたい!大切ないのちについて元助産師がお話するブログ

Let my flowers bloom♡ みんなで一緒に広めたい!大切ないのちについて元助産師がお話するブログ

いのちのお話、性教育の大切さ、子供達の自己肯定感を育むために、わたしが大切にしている育児観を伝えているブログです

子供たちの性教育、子供たちを取り巻く社会について…

前回の続きです

 

『性教育を広めたいと思った理由④』前回の記事の続きです。 『性教育を広めたいと思った理由③』前回の記事の続きです。 『性教育を広めたいと思った理由②』前回の記事の続きです。性教育を広めたいと思…リンクLet my flowers bloom♡ みんなで一緒に広めたい!大切ないのちについて元助産師がお話するブログ 

 



今の子供達が生きている社会と

私たちが生きてきた子供時代

何が1番違うのか

それはみなさん知っての通り

ネット社会であるということ。


小学生であっても

スマホやタブレットを使って

ポルノ系の動画やサイトに

簡単にアクセスできてしまう時代。


ある調査では、そういった動画の中で

1番人気の高いものが

レイプや痴漢ものである

という事もわかっています。



これらは実際におきたら犯罪です。



暴力的で

人の心も体も大切にしていない

そのような行動であっても

「それが気持ちのよいこと」

として描かれているものも

多いということに

問題と恐怖を感じずにはいられません。



今の日本はまだまだ性教育に対して

タブーと思っている大人達が

とても多いです。



そんな中

家庭でも学校でも

性についての正しい知識を

教えてもらえない子供達は

どうしたって頼る先は

ネットになってしまうのだと

思います。



そしてそれを教科書として

子供達が学んでしまったら



知らないうちに自分の子供が被害者

または、加害者になってしまう可能性も

否定できません。



子供達の中でも

SNSなどのサイトを通じた

性に関する被害は

増加の一途を辿っています。



これらは

身近に相談できる大人がいなかった事

そして

そもそも、そういった危険があること

すら教えてもらえていなかった事に

原因があります。



子供達と性についての

相談ができる関係作りを

してあげられなかった事、

そして子供達に正しい知識を

身につけてあげられなかったこと

どちらも、わたしたち大人側の

性教育に対してのブロックがある事が

なによりの原因だとわたしは思います。



自分たちの大切ないのちを守るため

防災訓練や

交通安全教室は

毎月のように行われているのに



どうして

同じように自分のいのちを

守るための大切なお話は

行われないのでしょうか。



性教育は思春期に何回か

授業を聞いて終わり。

そんな教育ではありません。



知識と行動がしっかり身につくように

それこそ防災訓練や

交通安全教室のように

少しづつ少しづつ

子供達に教えていく必要のある

教育です。



だから、わたしは

自分の子供達に

まだ3歳と5歳の子供達に

性教育をしています。



わたしの知らないところで

何かのきっかけで見てしまう

知ってしまう可能性が十分ある

このネット社会で

不必要に感化させられてしまったり

巻き込まれてしまう事を防ぐために。



難しい話がしたいのではありません。

詳しい話が必要なわけでもありません。



ただ

子供達に

性の話はタブーじゃないと思って欲しい。



ママに話してみよう

ママに聞いてみようと

自然と思って欲しい。



だから

何か聞かれたら

何か話してくれたら

ありがとうという気持ちを込めて

子供たちにお話したい。



そんな対応の裏には

何か困ったときはいつでも助けるよ

なんでも話して大丈夫だよ

ママはいつでもあなたの味方

あなたの事がとっても大切

そんな気持ちも隠れています。



性の事を聞くと嫌な顔をされるから

怒られてしまうかもしれないからと

身近な大人に相談できず

行き場をなくしてしまった結果

どこの誰かもわからない

顔も名前も知らない

SNSの人に相談する

そんな子供達をなくしていきたい。



大切な気持ちを

大切なからだを

大切な人生を

心ない人達に傷つけられてしまうことの

ないように



ここまで読んでいただき

ありがとうございました


わたしは性教育を広げる活動を

したいと思っていますが

まだまだそれが難しいのが現実。


それは、わたしたち大人の

性教育に対してのブロックが

あまりにも強いということ。



性教育をしようとしても

保護者の方からそんな話はしないでほしい

子供達に聞かせて何かおきたら?と

心配される方がとても多いということ。



保護者の方の理解と協力が得られない事が

性教育を広められない壁となってしまっている事実を知ってほしかった。



もちろん学校側も性教育に対して

積極的ではない事もあると思います。



でも

わたしたちは親です。

子供たちの事を真剣に考えて

子供達の事を1番大切に思っているのは

間違いなくわたしたち親のはず。



子供たちの生きている社会の

現実をちゃんと知り

子供達を守りたいと

真剣に向き合ってくれる親が

増えれば

学校の教育だって変えられる

動かしていけると思います。



少し怖い話も交えましたが

おどしではなくて

現実です。



知る事は時に怖い事もあります。


でも

ここから逃げて

子供達の人生が台無しになってしまったら



そんなことには

絶対になってほしくない。

わたしたち大人が

立ち向かっていくべきだと思います。



日本に性教育を広げようと

頑張って活動している人達は

たくさんいます。



子供達の事を

真剣に考えてくれている

人達です。



保護者のみなさんが

そのような人達にとって

高い高い壁にだけは

なってほしくない。



保護者のみなさんには

ぜひそんな人達を応援してほしい。

支えてほしい。

協力してほしい。



こんな想いが

1人でもいいので

届きますように

と思い書きました。



読んでくれた方

本当にありがとうございました!