【WALTON】Our Lady Queen of Peace Ranchを視察しました。

こんにちは、芳川です。

先日、カルガリーでWALTON本社の研修に参加してまいりましたのでご報告します。

 一番ココロに残ったのは、WALTONの創業者ご夫妻が280エーカーの土地を提供し、
WALTONが運営費の97％を担っている、
【Our Lady Queen of Peace Ranch (Southern Alberta)】を見学したことです。

 

http://www.ourladyqueenofpeacefoundation.com/content/pr_ranch_south.asp
（WALTONの名前は　紹介文の中に“WALTON HALL” と記載があるのみです）

http://www.ourladyqueenofpeaceranch.com/about-us/southern-alberta-location
（WALTON創設者ご夫妻が提供し、WALTONが運営資金を提供しているところ）
※東京ドームの２５倍の広さ

この施設を利用できるのは、『身体的、経済的、精神的な障害をもっている』こと限定で、

お金は一切払う必要がないのです。

　※逆にいうと、裕福で、健常な子供達は参加できません。

生活困難な家庭の子供達がキャンプに来るのは、道具を揃えられないのでハードルが高い。

そこで、「手ぶらでおいで」と招待し、参加した一人ひとりに大きなビニール袋を渡し、

『Gab’ｓ Place』という大きな倉庫でキャンプに必要なものを自分ですべて揃える仕組みになっています。

※綺麗な古着等の寄付も沢山あるようです。

 
 スタッフは100名ほど。５人の子供達にリーダー１人がつくそうです。

※子供として参加した人が、成長して、トレーニングを受け、
リーダーになるケースも多いとのこと。

 
  

 乗馬の際も、車椅子から馬に乗れるようにスロープが出来ていましたし、屋外の遊具にもスロープがついていました。

開園当初のクリスマスパーティは屋外で、参加者は２０名程度だったのですが、

次第に参加者が増え、現在では、ホール（WALTONホール）が一杯になる200名がパーティに来るとのことです。

 

そして、全ての子供達に、寒い冬を乗り越えるためのダウンジャケットや帽子、手袋が渡され、

クリスマスプレゼントは、『５０ドル以内で欲しいもの』を一人ひとりから聞いておいて、

それをスタッフが用意をし全てに名前を書いて手渡し、イブの夜にみんなで開封するんですって。

 欲しいものを受け取った子供達の大騒ぎと嬉しそうな顔が目に浮かびますね。

細かな思いやりが非常に素晴らしいと思いました。

私たち投資家は、自分の資産を増やすだけでなく、

WALTONに投資することによって、間接的にこのような施設をサポートしていることになります。

進化し続けるWALTONを凄いな～！＠＠！と思い、ますます好きになりました。

そして、これからも、私のようなWALTONファンを増やして行きたいと思います！

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邦銀の海外投融資額はGDPの8割と同等額!?

先日、日系ニュースより
“邦銀の海外投融資が3.4兆ドル（約410兆円）に達した”
とありました。

日本の海外に対する投資や融資の額はアメリカを抜いて、2位に躍り出たとのことです。

皆さん、410兆円とはどのくらいの規模か想像がつきますか？

日本が稼ぐ金額=名目GDPが500兆円
（実質GDPは532兆円　2015年4月現在）ですので、
まさにGDPの約8割と同等額を日本の銀行は海外に投資しているのです

日銀は銀行から国債を大量に購入しましたので、
銀行には国債を売ったお金 があります。

お金 があるので、誰かに貸したいところですが、
企業は景気が良くなったとは言え、
まだまだ銀行から借金をして設備投資を行う傾向になっていません。

また、日本の金利は低いので、お金を貸してあげてもなかなか利益に繋がらない
というような理由が挙げられます。

その為、銀行は海外の銀行と提携し海外進出を行ったり、
海外国債を購入するなどして外貨 の調達を行ったりしているとのことです。

だからと言って、皆さんに海外商品の投資を勧めているわけではありませんが、

日本円だけで資産を保有されるという事はリスクである

という事を理解して頂きたいと思います。

もし、日本経済が縮小し、円安傾向になったなら、
円建ての資産価値は減っていくのです

リスクを回避するためにも、通貨の保有バランスは必ず考慮してくださいね。

正しい知識を楽しくつけて、明るく、楽しい未来をつくりましょう

中国経済と豪ドルは密接に関係している？？

オーストラリアと言えばシドニー、ケアンズ、ゴールドコーストなどが観光で挙げられますが、
ゴールドコーストからセスナ でグレートバリアリーフまで日帰り旅行できるのをご存知ですか？

6人乗り程のセスナに乗って、レディーエリオット島へ日帰りで遊んでくることができます。

海の透明度は抜群で海亀もそこら中で泳いでいます。

海の中で亀 を触ることもできますし、
船底がガラスでできたボートから魚 を眺めて楽しむこともできます。

泳がない方にはスパークリングワイン やワイン 等を飲みたいだけサービスもしてくれます。

そんな素敵なオーストラリアですが、最近、お客様から
“今後の豪ドル はどうですか？”
と聞かれることがあります。

外貨預金の中でも豪ドル建ては金利が良く、
しかも先進国で安全という理由から、
豪ドルで保有されているのでしょう。

リスク分散として日本円だけでなく、
外貨を保有することは私も賛成です。

しかし、保有するのであれば、
その通貨の特徴を理解しておくことをお勧め致します。
そうすれば、評論家 の意見に左右されることなく、
ご自身で判断できるようになるからです。

まず、オーストラリアについてですが、
オーストラリアの主な輸出品は約半分以上が鉱物や燃料です。
そのうちの約20%が鉄鋼石、15%が石炭となっています。

オーストラリアのお得様、輸出相手国第1位は中国で約20%、次いで日本12%、米国9%となります。

一方、輸入品は、旅行サービス(7.2％)、原油（6.7％）乗用車（5.1％）、相手国は中国14.6％　米国13.4％、日本7.2％となっています。（2011/2012年度、外務貿易省統計より）

ここからわかるように、資源を売りとしているオーストラリアですので、豪ドルは資源価格に左右されやすいという特徴があります。

鉄鋼石の価格は2010年をピークに下落しています。

 

（リソース：世界経済のネタ帳　http://ecodb.net/pcp/imf_usd_piorecr.html）

加えて、中国の発展=資源の需要と共にオーストラリアがそれに応える形で輸出をしてきました。
鉄鋼関連の企業は設備投資も拡大しましたので、中国の経済の盛り上がりがオーストラリア経済にも良い影響を与えていました。

その為、現在オーストラリア政府は過度に中国景気に影響されない経済政策に取り組んでいます。

豪ドルを保有されている方は、GDPや成長率に加え、
資源価格の変動や中国の景気なども見て、
今後の豪ドルの予測をし、通貨の保有バランスを考慮されてはいかがでしょうか？

正しい知識をつけて、明るく、楽しい未来をつくりましょう