組織やチームで仕事をしている中で、本気で担当領域で価値を出そうと思ったり、誰かをサポートしようと思うなら、「私に手伝えることは何でも言ってください!」なんて発言は絶対に出るはずがないと思っています。
私なら、チームメンバーにそんなことを言われたら、ああ、言われたことはやるけど本気でやる気はないんだな、と判断します。
それ自体が良い悪いという訳ではないんですが・・・
例えばですが、プロジェクトの報告書の品質をアップしたり、セミナーの内容を良くしようとしたり、あるいは絶対に口説き落としたい営業案件があったりする場面で、少なくとも現状よりも良い成果を望むなら、チームメンバーはこのような思考であるべきだと思うのです。
「プロジェクトの最終報告会は○日ですが、それまでに中間MTGをお願いしたいです。○日○時は空いていますか?」
「セミナーの司会がちょっと不安なのですが、一旦見てもらってフィードバックを貰えますか?」
「今度の大事な営業案件、提案の流れと落とし所をこんな感じで考えているんですが、どうでしょう?」
みたいな。
「私に手伝えることは何でもやります!」君と、「私こう考えているんですけどどうですか?」君には圧倒的な差があります。
自分で思考し提案しているかどうかの差です。
その差が、発言に出る訳です。
本気で「なんでもやります!」と言っているケースもあるので全部が全部そうだとは言いませんが、それでも少なくとも現状をより良くしよう、改善しようと考えているとするなら、絶対に「指示されたことは何でもやろう」ではなく、全体観を捉えた上で「ここはこうすべきだ!」という思考になり、必然的に発言も変わると思うのです。
もっと言うなら、「ここはこうすべきだと思ったんで、こんな感じで作ってみたので、これでいきたいと思います!」という感じで、アウトプットの品質も伴っていれば、なお良いと思います。
ただまあこの辺はポジションや役割分担によっては何とも言えない時はありますし、こんな発言のあるなしで極端な評価をしたりなんてしませんが、フツーのサラリーマンではなく、プロとして仕事をする上では、改めて個人的に大事にしたいスタンスだなーと感じることが最近ありました、という話です。
