気仙沼日記 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

 先週、岩手県宮古市に行った際、田老の「うず巻かりんとう」をお土産に買ってきました。大正12年創業の田中菓子舗の商品です。

 本日、袋をあけて食べてみました。耳のかたちをしていて、甘さ抑えめで、軽い感じのお菓子です。

 


 宮古に行く前日の早朝、NHKのラジオ深夜便で、このお菓子の話題をやっておりました。田中菓子舗は昭和8年の昭和三陸大津波と、今回の東日本大震災の大津波の2度、壊滅したそうです。そのたびに再開し、田老名物を継承しているとのことです。大震災後、愛媛のみかん農家との交流が始まったようで、ラジオではその話をしていたのですが、寝ぼけていて話の内容はわかりません。でも、宮古で買うきっかけにはなりました。

 田老は巨大防潮堤が有名でしたが、今回の大津波で破壊され、安全だと信じていた住民が多く命を落としました。防潮堤や防災に関して教訓を残しましたね。 (4月14日)