気仙沼日記 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

 宇都宮の友人が宇都宮餃子(みんみん)を送ってくれました。僕の気仙沼からの魚に対するお礼のようです。さっそくフライパンで焼いていただきました。


 


 みんみんは、宇都宮餃子の中でも一番の有名店です。僕は、宇都宮が餃子の街として売り出す前から、みんみんで餃子を食べていましたから、気仙沼でみんみん餃子を食べるのは懐かしさ倍増ですね。

 去年は餃子消費量日本一の座を浜松市に譲ったようですけど、正真正銘餃子の街生まれの僕の考えでは、総務省家計調査なる、この数字のごときに一喜一憂しているようではさびしいですよ。

 宇都宮がすごいのは、餃子専門店がたくさんあることなんです。宇都宮餃子会に加盟していない(マップに掲載されていない)けれど、とてもおいしい餃子屋さんもあるんです。浜松に、専門店がどれだけあるというのでしょう。

 (この話は10年くらい前なのですが)浜松に泊まった時、浜松餃子発祥という店のカウンターで、隣の客がチャーハンか中華丼、うしろのテーブル客はラーメンやつけ麺を食べているんです。これでは普通の中華屋さんではないですか。これだけでも、宇都宮は、浜松を競争相手と思ってはいけないんです。宇都宮は宇都宮です。ほかの街は気にしないで、各店ともおいしい餃子を提供し続けていってほしいと思うのです。みんみん餃子をほおばりながら、そんなことを考えておりました。  (3月23日)