気仙沼日記 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

 気仙沼市の上地区(15行政区)の社会福祉協議会が主宰する第4回絆喫茶が2月28日に駅前コミュニティセンターで開かれました。大家の小鹿さん夫婦に誘われて、エプロン(前日にやきとり○安で借りてきました)持参で参加しました。震災後に始まった住民イベントだそうです。

 今回は「男の手料理」。はっとう料理を3種類つくり、女性陣にふるまうという趣向です。女性たちは、仕切りの向こう側でアクセサリーづくりなどをしておりました。仕切りのこっち側では、男たちが小麦粉を練ったり野菜を切ったり、おおはしゃぎでありました。


 


 年季の入った人たちが多く、手も口もよく動く人たちであります。


 


 「はっとう」は、すいとんに似た料理です。大鍋で野菜を煮込んでいます。


 


 3品できあがりの図です。手前左は「きなこはっそう」、右は小豆はっとう、奥ははっとう汁です。初めはなんだかあやしげな味になりそうだったのに、できあがってみたら、なかなかの出来になっていたから、男の料理は不思議であります。エプロン姿の男たち、仕切りを開けて、女性陣の待つテーブルに料理を運びました。




 女性たちの歓声に気をよくしながら、3品を配膳していきました。和気あいあいの雰囲気の中、誰もが「おいしいね」と笑顔になって、とても暖かい昼食となりました。

 男30人、女45人ほどが集まった絆喫茶。次も楽しみになりました。

 僕は、気仙沼市民になってまだ半年ですが、この中には知り合いになっている人が10人くらいいて、仕事でもおつきあいのある社協の人たちもいて、少しずつ気仙沼人になってきた感触がありました。 (2月28日)