気仙沼日記 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

 八瀬と書いて「やっせ」と読みます。

 気仙沼市の北部、北上山地の末端の低山地帯の山里です。

 景色や雰囲気が気に入って、車で何度かドライブしたのですが、こんなにいいところは歩くに限る…と思い立って、本日、7時52分「古町」バス停乗車のミヤコーバス上八瀬行に乗りました。午前中に1本しかない「足」です。20分ほどの月立学校で下車(460円)し、バス道に沿って戻るコースです。

 



 雨あがりの山里です。周囲には誰もいません。静かで、落ち着けます。

 八瀬川の流れを眺めたり、神社にお参りしたり、写真を撮ったりして、2時間くらいで「台」という所の喫茶店「Yasse Coffee」に着きました。こんな山奥に?とびっくりするくらい、センスのいいコーヒー店。週末には他県からの客も来て満員状態という人気店です。八瀬コーヒー(400円)で休憩しました。

 地元のグループが建てた河童のお堂があります。河童伝説です。




 10時45分ごろ、気仙沼市役所行のバスが走って行くのを見送りました。これを逃したら、午前中はもうありません。はじめから歩くつもりでしたからOKなのですが、誰かに勧めるとしたら、下八瀬のバス停で、このバスに乗るのをお勧めします。




 全部歩いて国道に出ました。八瀬大橋を渡って市街地に入ったころ、ひざが不平不満を言い出したので、新月(にいつき)公民館前のバス停から気仙沼駅前まで、岩手県交通のバスに乗りました(140円)。ちょうど5時間の「八瀬ウオーキング」。とても充実した気分で帰宅しました。

 気仙沼は海の街と思われがちですが、山の街でもあります。僕は実際に住んでみて、それに気づきました。海だけではない、気仙沼の魅力をもっともっと見てみたいと思います。  (11月27日)