気仙沼湾に注ぐ大川への秋サケの遡上が続いています。
捕獲所を通り抜けたサケたちが、さらに上流へと泳いでいきます。
ほとんどが、白っぽくなって、疲れ切った様子です。
浅瀬で最後の力を振り絞って産卵する光景は(人間から見れば)感動的です。
産卵を終えて、命を全うした姿となったサケたちは、その大きさも相まって、哀れを誘います。
当局が捕獲しないように呼びかけていますが、もう、ここまで来たサケは、食べてもうまくないので、誰も取らないそうです。
今年のサケは、大震災の年に海に下ったサケとのことです。 (10月24日)