覚せい剤取締法違反(使用)に問われた元千葉県警佐倉署警部補、佐藤祐介被告(49)=懲戒免職=に対し、東京地裁は23日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑・懲役2年6月)の有罪判決を言い渡した。吉村典晃裁判官は「『交際女性と別れたくない』という気持ちから覚せい剤を女性と一緒に使用しており、強い非難に値する。警察への信頼を損なわせたが、深く反省している」と述べた。

 検察側は公判で、佐藤被告がかつて容疑者として取り調べた池辺正子被告(43)=同法違反で公判中=と不倫関係になり、池辺被告に密売人を紹介したと指摘していた。

 判決によると、佐藤被告は09年12月、千葉県佐倉市で池辺被告とともに覚せい剤を使用した。【伊藤直孝】

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