以前僕が中学生くらいだった時「テロリストのパラソル」という小説を読んだ。普段ほとんど本を読まないだけあって今まで読んできた数少ない本の内容は鮮明に覚えてたりする。

主人公はバーを営む中年のアル中おやじなのだがある時公園で酒を飲んでいたら爆発事件に巻き込まれ物語は進行していく。
とてもスリリングで、なんといっても主人公がかっこいい。最後は意外な結末で大変できた小説だったと記憶している。ぜひ一度は読んでみてほしい小説のひとつだ。

この小説のなかで沸点というワードが出てくる。人は莫大な金額を積まれると何もかもを捨て動く、これをそこでは沸点と呼んでいた。

最近坂口杏里がAV女優としてデビューしたこともあって大変物議を醸している。
あるバラエティーでおのののかがMCに「いくら出されたらデビューする?」
と尋ねられ、おのは「いくらでもしない」
と答えた。それを聞いてあら残念と思ったゲスい僕だが同時に少し安心した。自分の中にもお金では曲がらない軸があると信じていたいと思った。決してAV女優という職も坂口杏里も否定しているわけではない。プライドをもって、大事にするものがあって働いている人はまだ職をもたない僕からしたら尊敬する存在だ。

要するに小さなプライドであってもそこに沸点があって欲しくはないのだ。20年ちょっと生きてきて徐々に自分の中で人間の軸が形成されてきたと信じているが、どこまでも不動なものになるようにこれからも育てて生きたいと思う。