究極の選択を迫られてから
今日まで、色々たくさん考えて
葛藤の末に出した答えは…



「手術をする」です。

先生にお願いしてきました。

手術をする、しないと
揺れに揺れてた私の気持ち。

メリーの時は「肺がん」と
診断された時、手術は出来ない、
薬もないと言われました。
藁をも掴む思いでサプリを探し、
毎日、最期まで何か出来ることを
探し続けた。

りりちゃんは白血球の値が
高いのに、原因は分からない、
調べられないと言われました。

食べるのが一番と言われ
強制給餌に毎日通いつつ
りりが食べれるものを探し続けた。

よんくんは健康診断で行った
病院がストレスとなり、
肥大型心筋症が進行し、
回復の見込みなしと言われました。

腹水がたまりドラえもんの
手の様に浮腫んだ時もあった。
それでも生きる為に水分は必要で
飲むと浮腫むし、飲まないと脱水に
なる。究極の状態でも何か出来る
ことを探し続けた。


ナナの場合は、
出来ることがあるじゃないか。
ふとそう思いました。

ナナは11才。
シニアだけど手術出来る年齢。
もっと高齢なら諦めていたかも
知れないけど、心臓も肺も問題は
ないと先生は言ってくれた。

幸い体重も減ってない。

食欲も前ほどではないけど
自分で食べる事が出来ている。

爪を研いだりジャンプする元気、
力もある。

手術するなら今しかないと思った。

何もしないと数ヶ月の命。
出来ることがあるなら…

そう思う反面で、
もちろん、心は揺れていて
毎日、家での点滴の時、
小さく震えながら点滴に
耐えている姿を見てると
このまま何もしないで病気を
受け入れるのもありかな…とも
考えた。

入院中、メリーはストレスで
ごはんを食べなくなった。
ナナもまた食べなくなったら
どうしよう。

よんくんの様にストレスが
原因で他にも病状が出てきたら
どうしよう。

不安や疑問は考えれば考える程
あふれてくる。

ナナは右の腎臓にオシッコが
溜まっているのに尿管に石が
詰まり膀胱へ流れない状態。
健康なコなら緊急手術の類。

手術は溜まったオシッコを
カテーテルで抜いて詰まった石を
取り除くという内容。

手術せず放置すると
右の腎臓は使えなくなり
溜まったオシッコで感染症の
リスクも上り痛みも伴うとの事。

手術するメリットとしては
痛みがとれ、左右の腎臓が機能
する事が出来れば左の腎臓だけで
過ごすよりは延命が期待できる。

リスクの面では、尿管閉塞や
感染症、腎不全の悪化等色々。

4ヶ月前にりりとお別れして
先月、よんくんとお別れした泣
明日でちょうど1ヶ月です。

あの日から1ヶ月後に、
こんな事になっているとは
考えもしなかった。

何も出来ずに弱っていくコを
ずっと見てきた。

だからこそ、
出来ることがあるなら、
やってみようと思えた。


もしかしたらナナの命を
縮める結果になるかもしれない…

「リスクばかりを考えていたら
何も進まないよ」夫の言葉。

確かにその通り。

不安は消えないし
正解かなんて分からないけど
このままだと悪化する一方。

私がナナだったら…
色んな立場から考えた答えです

決めたからには進むしかないビックリマーク

本日、13時〜手術です。