もう、何十年も前からの疑問。

カルテって誰のモノ?

診療記録  病歴  検査データー




昔、まだ紙カルテだった時代
カルテの管理をする仕事に
携わっていました。




例えば、
患者が病院にかかると診療代を支払います。
診察料に検査料に薬が出れば処方せん料
デジタル映像化になる前は
胸部写真を撮れば、
大角一枚のフィルム代金プラス
画像診断料
注射されれば注射の薬剤代に針代に
手技料
糖尿病など国が決めた特定疾患であれば
特定疾患指導料や栄養指導料など
色々と取られます。

こんな風に診察の細々したモノに値段(点数)が付き支払いをします。

ただ請求されるままに支払いをしますよね。

そこで病気が治れば
治癒すれば
完治したなら何でもないことかな。

様々な検査や
その結果からの診断
そして治療
それらの記録データーが
診療記録(カルテ)

医師はそれらを元に
病歴を調べたり
学会発表時のデーターに
活用したりする
医師にとっては仕事の記録。

でもなぁ
対価は支払っているんだよね。



患者さんの為になるようにと
一患者一カルテを目指していた
あの頃


理想を言うならば
母親の胎内にいるときから
オギャアと生まれ
成長して死ぬまでの
カルテがひとつになったら…
それが患者のモノなら…

どこの病院にかかっても
過去の病歴がわかって
無駄な検査が無くなり
危険な体質があればすぐわかり
薬の重複も無くなるし
患者の記憶違いなども防げる。

まあ膨大な記録を
どうやって保存し管理するか?
色々問題もあるし
病院間のネットワークも必要。

私みたいに小さな頃から
病院にばかりかかり
入院手術を何度もして
今現在も色々な病気を抱えていると

初診時などに書かされる
問診票なんか書ききれないから
書きたくない!

自分のカルテデーダーがあれば
それを見せて済むなら
どんなに楽だろうって思うのです。

今、総合病院の内分泌科で診て貰ってますが、この病院は専門は診るけど専門外は診ないって感じで各科のネットワークが非常に悪いのです。
主治医は専門外だからと言って他科に回し、そこでも専門外だからと言って他の病院に回す…
電子カルテでデーダー共有のはずなのに、どんな経緯でその科にかかったのかも見てもいない医師達。
こんな医師達には一患者一カルテの意味もなさないかな?

なんだか愚痴になってきましたね。
すみません😣💦⤵

出来る事なら
自分のカルテを自分で持ちたい。
一枚のカードでどこの病院にかかっても病歴のすべてを、どんなに苦しんできたり悔しい思いをしてきたかがわかるように提示出来るようにならないかな。