我が家では
主人の姉の息子2人の
世話をしています。
昔は同居
今は近隣の家
(彼らには本当の家)に
暮らしていて
三食の食事にのみ
我家に来ます。

世話なんていうと
凄く大げさだし
そういう関係であっては
いけないなと
おもうので
サポートという
立場でありたいけれど。

嫁いできてからの
24年間の家族生活
元は他人の
複雑な関係…

難しいなぁ…
そう思うことが
あります。

両親を亡くした2人
もう身体は
40と42の大人です。
でも
大人になれないんです。
精神と知能が…

上の子は
生まれつきの知的障害をもち
自閉症。
自発的には
喋らない
いや
喋れない
だから様子を観察し
変化があれば
聞いてみる。

それでも答えられないから
繰り返し根気強く
穏やかにを心がけて
聞いてみる。

やっと答えてくれる。

昨夜も
夕食はカレーにしたのに
嫌いじゃないはずなのに
食べずにふりかけご飯で
食べていました。

なぜ食べないの?って
聞いてみても
顔をしかめるだけ。
もう一度聞いてみると
お腹を押さえて
「いやなんだよ…」と言う
体調が悪いのかと思い
「どこか調子が悪いの?」
と尋ねても顔をしかめて
手は今度は背中を押さえてる…

「背中いたいんだよ」
とようやく自発的言葉が出て

背中が痛む…
腎臓でも悪い?
風邪?
あれこれ考えられることを
考えてみる…

「風邪ひいたかなぁ?」と
聞いてみると
「ひいてないよ」
と言う

どんな時痛むのかきいてみると
「曲げると痛いんだよ。」
そう言う


でも内臓に問題はなさそうだし
本人もさほど辛そうでもない。

様子を見ることにして
食事が終えたので
自宅に帰しました。

そのあと
主人が帰ってきたので報告。

お風呂からあがってきた主人が
「オレも背中痛いわ…」
「ミカン切ったからだわ。」
「ひとっちゃんもそうだよ。」


ただの筋肉痛とわかりホッ…

でもなぜ筋肉痛ごときで
好きなはずのカレーをたべない?

主人曰く
「この前のカレーが
辛かったからだよ、きっと…」


辛いカレーは
食べたくなかったんだ…

(__;)

そう言ってくれたら
今日のは辛くないと
言ってあげたのに…
前回辛口にしたら
残してしまったので
今回は甘口にしたのです。

会話が憶測推理と
いろいろ複雑になり
全てが聴き取りになるから
ややこしくなる。


今朝「痛いのどう?」って
聞いてみたら
「なおったよ」って言う。

取り敢えず一件落着。


毎日がこんな繰り返し。


下の子は
統合失調症。

幻覚幻聴の発作が
起こる前兆がないか
毎日の様子のチェックが必要。

一つに食事の速度
そして食欲
言動。

二回の発作を見て
そして体験してしまって
一度目の発作があった
春先から夏までの時期は
正直不安で怖いのです。

下手に声をかけられない
干渉できない

上の子とは全く
接し方が違ってしまう…

ビクビクしながらの関係…

でも、
困っていることは
言ってきてくれるし
自分の要望は伝えてくれる
意思の疎通あり。
その点は楽です。


気の使い所が
それぞれに違うんですね。

親代わりには
なれないんですよね。
感情の湧き方が
自分の子どもに対してと
全く違いますから。


だから
干渉はあまりせず
サポートに徹していますが

時々
自分が冷たい人間に
思える時があったり…

もう少し関わってあげたら
かれらの生活環境に
プラスがあるかもしれない…

もっとサポートして
あげられたなら…


でも
自分の身体でさえも
思うようにできないのに
無理だよね。


どんなこともそうだけれど
自分の今の精一杯で
いいんだよね。
そう思うことにしてます。

食事とお金と諸手続きと…

あと
心の安心感。


難しいけど
出来ることを
出来るだけね。