今日は
主人の姉…
義姉の命日です。

主人と付き合い始め
結婚を意識しはじめた頃
主人の伯父の家に連れて行かれ
「ああいう姉がいるが良いか?」
というような事を
突然に言われてビックリしたのは
今となっては懐かしい思い出。
ああいう姉とは
義姉が知的障害者であることを
主人の伯父が
そう表現したのです。

主人からは
近くに住んでいるとしか
聞いていなかったので
結婚し主人の家での生活が
始まった時には
え?
って感じでした。

なぜなら
義姉の家は借家を挟みほぼ隣。
義姉は、ほぼ我が家で生活。
義姉の子ども二人は我が家で生活
長男の方は自閉症の知的障害者
全て我が家で面倒をみている…

え?え?え?
これが新婚旅行から帰った
私が直面した現実でした。

義姉との思い出は
とにかく色々ありすぎて
書ききれず…

義姉との関わりで
一番辛かったのは
善悪の判断ができないこと…
しでかしたことへの
罪悪感がまるでなく
また繰り返す…

でも
喜怒哀楽の感情に
障害の有無はなく
変わらない。

だから
怒られると反撃もするし
しゅんと気落ちもする。
優しくすれば満面の笑みで
嬉しそうな顔をする。

ある意味
鏡のような存在だったかも。


忘れられないのは
義兄の死を伝えたときに
義姉と私、
二人で抱き合って泣いたこと。


いろいろあったよね。


いろいろな経験を
させてもらったな。


過ぎてしまえば
大変だったことも
懐かしい思い出です。

今日は義姉が好きだった
みかんを仏壇に
あげてあげましょうね。