【きっと努力は嘘をつかない…】

絆創膏、貼ったほうがいいかなぁ…

差し出された手の平には、つぶれて真っ赤になったマメ。


アタシさ、努力って苦手なんだよね。
しなきゃいけないのはわかるんだけどさ~ 一番苦手…

この言葉…何回聞いただろう?


そんな娘
今、その努力とやらに必死。

夜九時過ぎ誰もいない小学校へ行き、鉄棒の練習。
それとは別の時間にはランニング。

恥ずかしいから、誰にも見られたくない!
努力してるところを見られたくない!

プライドは高い。


ソフトボールをやめて半年以上、何も運動をしてこなかった娘。
友達に付き合って見学に行った体操部に魅力を感じて、全く経験もないのに体操部に入部。
体はカチンコチンに固い!
それでも…

だって、側転とか出来るようになったらスゴイでしょ!
語る瞳はキラキラ。キラキラ

昨日、段違い平行棒の練習で、一回だけ成功したという。
成功した事よりも、見守っていてくれていた友達がめっちゃ喜んでくれたことが涙が出るほど嬉しかったという。

幼少の時から負けん気強く、皆に負けたくない!出来ないのはイヤ!
ライバル心だけが強くなっていると思ってた。
でも、きちんと友達の優しい気持ちを素直に受け止めていた。
安心した。


コツコツ頑張っていることは、必ずカタチになって帰ってくる。
無駄なことはない。
努力は嘘つかない。


頑張っているね。
認めているよ。




父は、まだ後悔してる。娘のソフトボールで能力を伸ばせなかったことを…
外部クラブでなく、部活動の野球をやらせていれば…とか、ソフトボール部のある高校へ行かせてソフトを続けさせたかった…とか。
少年ソフト時代、男の子のなかでプレイして六年生の時には年間10本のホームランを打ち、セカンドやショートの内野も守れた…
いいモノを持っていた。
努力すれば、野球だってこなせただろう…
母にも、後悔がないといったら嘘になる。
でもね、目の前の娘は新しい世界に入って自分に挑戦してる。
そっと、見守って行こうよ。

大事なのは、前向きであること。
娘の瞳が輝いていること。
だから…

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー



これは、昨年の今頃にmixiに書いた日記。

この時期はホント親として物思う時期。

一年過ぎました。
娘なりに頑張っていると思います。

が、

努力が足りなくなってるかな?
壁にもぶつかっているかもな。


今は、インターハイ県大会に進んだ先輩や仲間のバックアップや応援。
明日、この数ヶ月に積み上げ高めてきた想いをぶつける。

そして、
それが終われば避けては通れない自分との戦いが始まる。


また、
苦手な努力をしてみるのかな?


秋まで厳しい道のりになりそうです。