捨てるに捨てられない

義母が亡くなって一年半…

義母の部屋の物を少しずつ、体調の良い時に片付けていますが…

進まない…

義母はモノを捨てられない人でした。

そして、私も…


だって…
古い古いモノが
いっぱい出てくるんだもの…

こんなものが…


戦時中の苦労話をよく話してくれた義母。

今や只の紙切れかもしれないけれど、戦争の時を経て平和な時代の今ここにあると思うと捨てられない…

タンスの中から、亡き義父の死亡証明書や義父の病名が書かれた紙も出てきました。

主人が七歳の時に亡くなった義父。主人も知らなかった病名でした。
「アジソン氏病」
よく義母が言っていました。今なら死ななくてもすんだ病気だろうに…って。

なんかの因果関係でもあるのでしょうか？
私もアジソン氏病まではいかないけれど、副腎皮質機能が悪くなる病気を合併しています。


他にも、きっと誰かの形見の品だろう昔の髪結いの時に刺した櫛と飾り…

誰の形見なのか今となってはもう聞けません。


思い切りよく
捨てることができればいいのに
捨てるに捨てられない…


まだまだ　そんな気持ちとの格闘が続きそうです。