歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」第三部に行って参りました | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

2016年9月病院で愛妻が亡くなりました
夫は翌年大学生になった娘と愛犬2匹と暮らしていました
2022年11月二女が動物病院で亡くなりました
2024年1月に三女が後を追うように亡くなりました
大学生の娘と二人家族になりました

今朝の横浜の空、青空にハケで掃いたようなうっすらとした雲が浮かんでいます。今日も暑い一日になりそうです。

さて昨日は午前中にかかりつけの動物病院に二女と三女を連れて行きました。目的は狂犬病の予防接種。3年前までは集団接種で済んだのですが、2年前のコロナ禍からはそれぞれ個別に打ちに行かなくてはなりません。ところが主治医により16歳のモモは高齢なので今回は実施猶予しようということになり、注射をしたのは12歳のミニイだけになりました。長女が心配して付き添ってくれました。

夕方は1人で歌舞伎座に出掛けました。3年ぶりの「納涼歌舞伎」。猿之助、染五郎の共演による弥次喜多道中を楽しみました。今回は「東海道中膝栗毛 弥次喜多流離譚(やじきたリターンズ)」として3年前に伊勢神宮の花火に打ち上げられた2人が、太平洋絶海の孤島奇怪ナ島に流れ着いて、3年間を過ごしたところから始まります。

それにしても猿之助の従兄である市川中車の長男市川團子、幸四郎の長男市川染五郎、この2人が男女の若者2役を早替えで勤めて、それぞれが恋人になるという設定、歌舞伎ならではの趣向を大いに楽しませて貰いました。

荒唐無稽の物語、あらすじは省略しますが、最後はお決まりの宙乗り、しかも今回は親族4人が揃って宙に舞い、大盛り上がりで幕を閉じたのでした。