埼玉立てこもり、医師の受難に思うこと | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

2016年9月病院で愛妻が亡くなりました
夫は翌年大学生になった娘と愛犬2匹と暮らしていました
2022年11月二女が動物病院で亡くなりました
2024年1月に三女が後を追うように亡くなりました
大学生の娘と二人家族になりました

今朝の横浜の空、薄い雲に全体が覆われていますが、上空に青空が透けて見え、明るいです。昼は晴れ間がありそうです。

さて昨日は都内に演劇を観に行きました。戦後米国占領下の沖縄で、米軍に土地を接収された農民の物語でした。結構重いテーマでしたが、老舗劇団の老若男女の俳優陣の熱演が光りました。

ところで新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、連日新規感染者数の数字が更新されています。日本は昨年から対策が後手後手に回って、ワクチン接種が進まないばかりか、肝心の検査数が欧米先進国に比べて少ない。検査をちゃんと進める体制が出来ていれば、連日確実に10万人以上の新規感染者が出ているはずです。

そんな中でお医者さんをはじめエッセンシャルワーカーと呼ばれる人たちが、連日奮闘して医療を支えてくれています。

もちろん世の中には色々な人がいますので、どんなお医者さんも立派な人ばかりというわけではないのでしょうが、埼玉の立て篭もり事件で容疑者に射殺されたお医者さんは本当にご立派な方のようで、誠にお気の毒で残念なことでした。昨年夏の聖火リレーではALSの患者さんに寄り添って伴走したとか、「患者の気持ちをくんで親身になってくれる熱心な先生」と言われていました。地域医療の先頭に立っていた44歳の働き盛り。失ったもののあまりの大きさに、何と言っていいかわからない、2度と繰り返して欲しくない事件だと思ったのでした。