国立劇場開場55周年記念「初春歌舞伎公演」に行って参りました | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

2016年9月病院で愛妻が亡くなりました
夫は翌年大学生になった娘と愛犬2匹と暮らしていました
2022年11月二女が動物病院で亡くなりました
2024年1月に三女が後を追うように亡くなりました
大学生の娘と二人家族になりました

今朝の横浜の空、昨日とは一転快晴です。予想最高気温が9℃と聞いて「寒い」と言うと、北国の人に笑われてしまうでしょうが、でも寒いです。

昨日は朝から降っていた雨が止んだ頃合いに国立劇場に向かいました。開場55周年記念の「初春歌舞伎公演」、演目は「通し狂言 南総里見八犬伝」です。私が初めて国立劇場に行ったのは大学1年生の時だったので、およそ50年前のこと。歌舞伎座は建て替わったけれども、国立劇場はそのままです。

この演目で菊五郎劇団は国立劇場で過去4回上演して来て、今回が5回目に当たります。私は初めてでしたが、伝統ある劇場で常に新しいものを取り入れる工夫がされています。今回も恋人の信乃(しの、菊之助)を追って行方不明となる浜路(梅枝)を追いかけるのにドローンが登場して捜索したり、抱腹絶倒の場面がありました。

12時に開演して3時間35分の上演時間ですが、休憩が3回でちょうど1時間とってありますので、正味2時間35分の通し狂言でした。八犬士の犬山道節(菊五郎)、犬塚信乃(菊之助)、犬川荘助(坂東亀蔵)、犬飼現八(松緑)、犬坂毛野(時蔵)、犬田小文吾(彦三郎)、犬村大角(萬太郎)、犬江親兵衛(尾上左近)とメンバーが力を結集して敵を倒します。爽快感溢れる幕切れを堪能いたしました。