ラグビーWC、神奈川・横浜のファンゾーンに行って来ました | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

2016年9月病院で愛妻が亡くなりました
夫は翌年大学生になった娘と愛犬2匹と暮らしていました
2022年11月二女が動物病院で亡くなりました
2024年1月に三女が後を追うように亡くなりました
大学生の娘と二人家族になりました

本日はラグビーワードカップの日本対アイルランド戦、午後4時15分のキックオフを楽しみに待っているところです。

さて朝から気分が高まっていましたので、横浜のファンゾーンでパブリックビューイングに参加しようと昼過ぎに家を出ました。

場所はお馴染みの臨港パーク、12時の開場で早くも大勢の人が繰り出していました。

空港並みの所持品検査もあり、飲み物の持ち込み不可は試合会場と同じです。会場には屋台がたくさん出ておりますが、さすがラグビー会場、フィッシュ&チップスのクルマには早くも長蛇の列が。他の屋台はまだ客はまばらだと言うのにです。ラグビーファンはよく知っているのですね。

380インチの大スクリーン、さすがに遠くからでも良く見えます。開場から1時間ほど経過して芝生に敷物を敷いた家族、グループでほぼ埋め尽くされた状態でした。試合開始までまだ3時間以上あります。でもよくよく見ると、敷物同士の間にはまだ芝生が見えます。これから試合が近づくにつれ、「すみません、ここいいっすか?」とか入り込むスペースはありそうです。私は一人でしたので、正面でも悠々入り込むことが出来そうでした。敷物としては本日の日経新聞朝刊がありました。

さて、いざ座り込もうとしたところで、ふと考えてしまいました。この大スクリーンならば臨場感たっぷりにラグビー観戦が出来る事でしょう。しかし、試合開始までまだ3時間以上あります。食事もするでしょうし、トイレにも行かなくてはならないでしょう。缶ビールは500円、生ビールは800円でした。3時間あればまず5杯は飲むでしょう。それはともかく、会話をする相手もなく、ビールだけで3時間もつでしょうか?暗澹たる気持ちになりました。亡くなった妻はラグビーはよく分からないみたいでした。お互いにヤクルトファンで野球は一緒によく行きましたが、ラグビー観戦をしたことはありませんでした。でもワールドカップですから、もし元気だったら付き合ってくれたことでしょう。こんな時に気軽に付き合うパートナーがいないのは本当に残念です。孤独な3時間はとても苦痛です。

そんなわけで帰って家でテレビ観戦することに決めました。380インチのスクリーンだけでも写真を撮っておくべきでした。大型スクリーンでは先日のニュージーランドと南アフリカ戦のビデオが流されていました。

帰宅して、後1時間30分ほどで試合開始になります。今頃会場にいたならば孤独な私は3杯目の生ビールを手にしていたことでしょう。会場のビールはハイネケンでしたが、自宅で200円のスーパードライを飲みながら試合開始を待つことにしたのでした。