コバックで法定12ヶ月点検を受けて参りました | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

2016年9月病院で愛妻が亡くなりました
夫は翌年大学生になった娘と愛犬2匹と暮らしていました
2022年11月二女が動物病院で亡くなりました
2024年1月に三女が後を追うように亡くなりました
大学生の娘と二人家族になりました

自家用車をお持ちの方でしたら2年に1度(新車は3年)「車検」という制度があり、これに合格しないと公道を走れないということはご存知だと思います。そして車検の間の年は「法定12ヶ月点検」というものがありまして、まあ最低でも毎年クルマをチェックして安全に走りましょうよ、という制度です。

これまでは新車を購入したディーラーの営業マンに、代車の手配や納車まで全部お任せでやっていたので、お金さえ払えば自分は何もやらなくて済んだのですが、今回ちょっと見積もりを見て考えました。キレイにプリントされた見積書は「16,200円」とありました。室内点検、足回り点検、エンジンルーム点検、下回り点検、ざっと1時間くらいかかる作業ですが、この金額ちょっと高くないかなあと思いました。

月曜日にネットで調べて近くの修理工場に電話をしましたところ、出た金額が「7,560円」、半額以下でした。土日は混むのですが、平日だったらすぐに出来るとのことで、昨日午前9時半に予約して行って参りました。1時間待ちということで予約したのですが、ちょっと交渉には時間がかかりました。近隣はバス以外の交通手段がなくクルマを預けて帰ることは出来ません。近くにファミレスも何軒か見えたので、そこで待つことにして1時間以上かかってもいいですよと言ったら、交渉成立です。徒歩10分ほど先のマクドナルドで待機して、結果的に1時間半ほどで呼び出して貰えました。

いつものディーラーでしたら、点検後に洗車して貰えるし、シートにもビニールカバーがしつらえてあるのですが、それもなし。でもお値段的には満足でした。

これまではディーラーの営業マンの都合も聞いて、納車時間に自宅待機するなどかえって不便なことも少なくなかったのですが、こちらの方が自分の都合だけで済みますから、費用以外の便益もあることに気付きました。来年の車検もここに頼むことにしました。ディーラーでは税金保険料込みで10数万円かかる車検費用も半額近くで出来そうです。

思えば会社員時代は妻が代車や納車の手配に立ち会ってくれたので、私は営業マンの都合を全部聞き入れて、妻によろしくと言えば済んだのです。3年前の車検は妻が入院中でしたし、クルマは毎日使うので代車が必要でした。全部自分で手配して、改めて家にいてくれる妻の有り難みを実感したのでした。それから2年間営業マンとの付き合いで違和感が消えず、ついに今年はディーラーにさようならを告げたのでした。もちろん先方には何も言ってませんけれど。