3年前の7月14日、妻は高熱を発し救急車を呼んで入院しました | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

2016年9月病院で愛妻が亡くなりました
夫は翌年大学生になった娘と愛犬2匹と暮らしていました
2022年11月二女が動物病院で亡くなりました
2024年1月に三女が後を追うように亡くなりました
大学生の娘と二人家族になりました

7月の半ばというのに涼しい毎日です。3年前の7月は平年並みというか、暑い夏でした。

3年前の7月13日昼過ぎに帰宅すると、妻は熱中症だったのか39℃の高熱を発して伏しておりました。アイスノンなどで冷やした結果、夕刻には平熱に戻りましたので一安心いたしました。

しかし、翌14日妻の様子が早朝からおかしかったので、額に手を当ててみると高熱がぶり返したようでした。体温計で測ると39.5℃、しかも意識がやや朦朧としている様子でしたので、救急車を呼びました。病院に到着して様々な検査を受けましたが、入院が決定するまでさほど時間を要しませんでした。敗血症の疑いでした。後日菌が見つかりましたが、結局妻は51日間の闘病の末、9月2日にあっさりとあの世へ旅立ってしまいました。

あの日から丁度3年が経ちました。当時高3で大学受験を控えた長女は現在大学3年生になりました。今朝も早くから出掛けています。私は昨日の天気予報で今日は相当な大雨になると聞きまして、日曜日期限のレンタルDVDの返却や近隣の1時間ランニングなどの用事を昨日のうちに済ませて、今日に備えました。ところが今朝目覚めてみると雨は確かに降っていますが、小雨でした。昨日が入盆だったのを思い出して、盆台を作っておがらを焚きました。東京、横浜、静岡方面では7月13〜16日がお盆の季節ですが、全国的には月遅れの8月13〜16日がお盆です。田舎のある人はこの時期に「お盆休み」をとって郷里へ帰省するのが習慣になっています。私も妻も田舎がありませんので、帰省とは縁がありませんでした。

あの日から3年、我が家の居間には月表示のカレンダーを2つ飾ってありますが、一つは3年前の7月を表示したまま、14日に○印をしてその下に「入院」と書き込んであります。時計が止まっているかのようです。もう一つのカレンダーは今日が日曜日であることを表示しています。前日の天気予報に反して、午後から雨は止みました。何事もしないつもりの日曜日でしたが、せっかく雨が止んだので、これからどこかへ出掛けようかとも思いました。妻がいてくれれば、いちいち迷うこともないのですがね。