大相撲14日目、朝乃山が平幕優勝を果たしました | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

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大学生の娘と二人家族になりました

まさかまさかのことが大相撲で起きてしまいました。

今場所は一人横綱の鶴竜が好調に白星を重ねていましたし、栃ノ心も好調でしたので、上位で決着がつくものと思っておりました。

ところが平幕(8枚目)の朝乃山が13日目で2敗のトップにたち、14日目の昨日大関豪栄道を力相撲で寄り切り2敗を守りました。

その後の結びの一番は3敗の横綱鶴竜と関脇栃ノ心。鶴竜が負ければ朝乃山の初優勝が決まる大一番でした。栃ノ心は怪我で先場所大関から陥落しましたが、特例で直後の場所に10勝以上を上げると大関に復活出来ます。しかし9勝をあげてから肝心のもう1つが勝てず3連敗。その中には朝乃山との勝負で一度軍ぱいが上がったものの、行事差し違えで敗れる一番もありました。結果はあっけなく、いつも正面からぶつかり上手を狙う栃ノ心が、まさかの立会いの変化で鶴竜を土俵に転がしました。その瞬間、朝乃山の初優勝が決まりました。三役未経験者の優勝は佐田の山以来58年ぶりの快挙とのこと、まさに大躍進でありました。

佐田の山はその後順調に大関、横綱に上がりました。昨日の豪栄道戦を見るとどちらが大関か分からないくらい朝乃山に地力がついた感があります。少なくとも大関には間違いなく上がることでしょう。

さて、私が連日注目していた栃ノ心、ようやく10勝に手が届きました。たらればですが、栃ノ心の右足かかとが朝乃山戦で微妙に俵の向こう側の砂をはきましたが、もしこのときかかとが砂に触れず、朝乃山に勝っていたならば、鶴竜戦で立会いの変化をしたでしょうか?勝負のあやというのは微妙なものだと思いました。

朝乃山の初優勝、栃ノ心の大関復帰、どちらも御目出度う様でした。