夕方のNHKニュースで知りました。3月21日、今年は例年よりだいぶ早い桜の開花予想です。確かにこの1週間暖かい日が続いていますし、その影響で昨日も今日もスギ花粉が吹き荒れているようですから、桜が咲くのが早まるのは十分予想の範囲内です。
しかしどうしてこう毎日天候が気になるのか、自分でもおかしな習性だと思います。果たして昔からこうだったか、、、。
はたと思い当たりました。
妻と結婚してから、朝には今日のお天気はどう?とか、休日の夕方には明日の天気予報はどう?とか、尋ねられる毎日で、そのうち尋ねられる前に自分で答えを用意するようになっていたのでした。
妻は質問するばかりでなく、平日に会社から遅くに帰宅した私に、明日は寒いよとか、雨だよとか天気予報で得た情報を教えてくれるのです。そんなに知っているのならば何故毎日質問するのだろうかと思うのですが、妻なりのコミュニケーションの方法だったのかとも思えるのです。
現在妻はおりませんが、妻の父親は87歳で健在です。まだ現役で横浜市内で古物商を営んでおります。この義理の父親が年中天気予報を見ているのです。朝は店舗の開店から品出しに、夕刻は店じまいに、天気の情報は欠かせないので、こちらは必須情報かも知れません。しかし、もう自力で品出しは出来ず他人を頼っているわけですから、いっそ任せてしまえば良いのにと思うのですが、そうもいかないのが難しいところです。
こう考えると商人の娘として育った妻が天候を気にするのは必然だったのかも知れません。おかげで私も天候通になれたような気がします。天国の妻に改めて感謝する次第です。