97歳の母親の歯は全部自分の歯です | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

2016年9月病院で愛妻が亡くなりました
夫は翌年大学生になった娘と愛犬2匹と暮らしていました
2022年11月二女が動物病院で亡くなりました
2024年1月に三女が後を追うように亡くなりました
大学生の娘と二人家族になりました

昨日は2ヶ月前に予約した歯科医に定期検診に行って参りました。まずは歯のお掃除です。歯科衛生士さんに前歯の磨き残しなど注意を受けながら、機械でブラッシングしてもらいました。しかし、なんで歯医者さんとか衛生士さんはいつも歯磨きの注意を熱心に行うのでしょうか?みんなの歯が健康ならばあなた方の仕事が無くなってしまうのではないですか?と余計な心配をしてしまいます。しかしながら歯というものは健康の源、無事な28本をこれからも大事にして行きたいと思っています。

ところで97歳の私の母親は未だに入れ歯というものがありません。上下左右全部自分の歯なのです。今も目があまり見えないので食事の介護は必要ですが、毎食しっかり噛んで栄養を摂っています。この母を受け継いだ私の歯もかなり頑丈で、20代の終わり頃右下奥歯に生えた親知らずの抜歯の際、若い男性医師が四苦八苦して「やあ、丈夫な歯ですね」と言ってくれましたが、本当になかなか抜けずにグリグリ歯茎を傷めてくれました。麻酔が切れた後、強烈な痛みに見舞われ、1ヶ月ほど違和感が消えませんでした。もちろんその後この歯科医とは縁を切りました。

ところで今回担当の女医さんより、かなりの圧力が歯にかかっていることを指摘されました。歯をくいしばることが歯に悪いことは知っていましたから、ランニングでも筋トレでも歯を食いしばらないことを心がけていましたが、どうやら睡眠中に相当強い力で食いしばっているようなのです。朝起きると顎に疲労感を覚えることがしばしばあります。女医さんにそのことを言いましたら、マウスピースを作ることを提案されました。その手があったのか、喜んで同意し、上下の歯型の型取りをしたのでした。年明けの出来上がりが楽しみです。

 

さて今年も残るところ4日、今朝の富士山は鮮やかでした。