6月9日、皇太子御夫婦銀婚式でした | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

2016年9月病院で愛妻が亡くなりました
夫は翌年大学生になった娘と愛犬2匹と暮らしていました
2022年11月二女が動物病院で亡くなりました
2024年1月に三女が後を追うように亡くなりました
大学生の娘と二人家族になりました

新聞記事で知ったのですが、昨日は皇太子御夫婦の結婚25周年だったとか。妻は昭和35年生まれですので皇太子様と同じ歳。妻が最後に入院した2016年7月は私ら夫婦の結婚25周年でした。恐れ多くも皇太子さまとは人生でかなりリンクしたところがありますね。

前にも書きましたが1991年7月に前妻が離婚に同意してくれまして、同日に私ら夫婦は入籍いたしました。その後会社など周囲に周知して結婚式を行ったのが10月でした。妻は7月のその日を入籍記念日、10月のその日を結婚記念日と使い分けておりました。今にして思えばこの7月から10月に至る3ヶ月間が妻の人生で最も活発に行動した期間でした。結婚式の日取りを含め、会場選定、ドレスの選定、あったようでなかったような予算の計算、親戚や友人、会社関係への周知及び結婚式メンバーの絞り込み、全ては妻の手に委ねられました。私は平日は3時間以上の残業の日々の中、週末は妻の作成したスケジュールに則り行動しておりました。忙しい毎日でしたが、充実した期間でした。

妻も生き生きとして活動的な毎日を過ごしておりました。ドレスは洋装2種類を決める過程でどれほどの時間を要したか、ホテルに何度も何度も足を運んでは、ああでもないこうでもない、どれほどの時間を費やしたか、、、楽しい想い出とはなりましたが。

結局、2016年の銀婚式は出来ませんでした。私としては10月の結婚記念日には退院して元気になった姿で何か儀式めいたことをするものと思っていましたが、、、、。それも叶わず9月2日に永眠してしまいました。

合掌。