19回目の月命日、亡き妻を思う日々 | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

2016年9月病院で愛妻が亡くなりました
夫は翌年大学生になった娘と愛犬2匹と暮らしていました
2022年11月二女が動物病院で亡くなりました
2024年1月に三女が後を追うように亡くなりました
大学生の娘と二人家族になりました

4月2日は妻の19回目の月命日でした。

4月3日に長男一家(長男と嫁、新小5生の孫娘)と墓参りに行って来ました。埼玉県のその墓に妻は眠っていません。妻が亡くなったとき、生きていれば101歳になったはずの私の父親が一人眠る墓に、父と面識のない妻が入るというイメージがどうしても湧きませんでした。幸い横浜にある妻の檀家のお墓がとても大きくてそのお墓を作り直して、私も新たにお寺の檀家になるということで両家の墓誌をそれぞれ建てました。私が死んだらその墓に入りますが、ご先祖様の眠る埼玉県のお墓には分骨して、長男にその墓のお世話をしてもらい、横浜の墓は長女に頼むということにしました。

母親の違う長男と長女は一緒のお墓に入ることはなくなりました。長男の嫁は長女の誕生日にいつも素敵なプレゼントを選んでくれますし、長男は19歳下の妹に毎年お年玉をくれます。仲は悪くありませんが、それぞれ継ぐお墓が違うということを私が自分の意志として決めました。

お彼岸に姉弟と埼玉県に墓参りした時はとんでもない豪雨のさなかでしたので、草むしりもしないで早々に帰ってまいりましたが、3日の墓参りは好天でしたのできっちりと草むしりをしてまいりました。長男の嫁も孫娘もビニール手袋をして草をむしってくれました。何故か長男が立派な大人になったように感じ、誇らしく思えた一日でした。

亡き妻も良かったと心から思ってくれていると思いました。