05年5月、妻は再び神経科に入院しました | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

2016年9月病院で愛妻が亡くなりました
夫は翌年大学生になった娘と愛犬2匹と暮らしていました
2022年11月二女が動物病院で亡くなりました
2024年1月に三女が後を追うように亡くなりました
大学生の娘と二人家族になりました

04年9月にプレドニンの量が毎日交互に1.5錠=7.5mg、1錠=5mgと出産後の最少分量まで減量出来たのですが、減量はそこまでで検査の数値は一進一退を繰り返しておりました。

妻の場合は心配事が重なると寝不足になり、それが病気にも影響するという悪循環が懸念されました。

05年は4月の小学校入学と引っ越しで色々と行事も重なり、新しい人たちとの付き合いも始まるなど、妻にとってはどちらかと言えば苦手なことが続いてストレスが溜まっていたようでした。

5月31日、普段起きれないときはただ横になって休んでいるのですが、この日は早朝から家の中を歩き回って落ち着かない様子でした。全く寝ていない可能性も感じたので、会社を休むことを決め、長女を学校に送り出してから、妻の実家の母親に電話して来てもらいました。私一人では本人を病院に連れて行くのは無理だと思ったからです。

義母と一緒に大学病院の外来に行くように妻を説得したのですが、どうしても行かないと言います。では大人しく寝ていてくれればいいのですが、落ち着きがありません。やむを得ず義母と2人で両脇を抱え、騙し騙しクルマに乗せました。私は運転するので、後部座席は義母と妻だけです。病院に行くと告げたら相当抵抗しましたので、義母は汗だくで妻を、すなわち自分の娘を抑えていました。

大学病院の神経科外来では事前に容態を電話で知らせておきましたので、スムーズに対応して貰いました。2年前とほぼ同じ状態でしたので、すぐに入院が決まりました。普通病室でなくて拘束される部屋であることも了解するより他にありませんでした。