夫の母、認知症が進みました | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

2016年9月病院で愛妻が亡くなりました
夫は翌年大学生になった娘と愛犬2匹と暮らしていました
2022年11月二女が動物病院で亡くなりました
2024年1月に三女が後を追うように亡くなりました
大学生の娘と二人家族になりました

昨年9月、船橋の施設に私の母親を入所させました。

都内の一軒家に一人で暮らしていたのですが、目も良く見えなくなったし、歩くのも大変になって来たので、嫁に行った姉の済む船橋の近くに入所した次第です。日常生活は施設に任せてますが、施設と家をつなぐ役として、この姉の活動は欠かせません。逆にこの姉が住む近くだから、船橋のこの施設に決めたという経緯があります。

今日は天気も良く、1ヶ月ぶりに母親に会いに行って来ました。

私たちは船橋の姉を含めて4人姉弟ですが、交代で実家の母の面倒を見て来ました。面倒と言ってもご飯の支度や掃除をする程度で、トイレや食事も全て94歳の母親が自分で出来ていました。

しかし、施設に移ってから全く一人では出来なくなりました。目も悪くなった所為もありますが、食事の介護、トイレの付き添いなど常に人手が必要になりました。介護施設は便利で我々家族には大変有り難い存在ですが、95歳で一人では何も出来なくなった母親を見ると、家にいるのと施設にいるのとどっちが幸せだったのか、全く分からなくなりました。

今日も母に会ったところ、施設の椅子に座った状態で半分眠っていました。ベッドに移すとしばらく経ってから起き上がり、

「なんで、こんなに暗くなってから来るの?」と聞くので、

「明るいよ、今、朝だよ」と答えました。

「そうか、、、」と、また寝てしまいました。

もう朝と夜の区別もつかなくなっていました。