今夜も色々なレンズレビューサイトを見ていたが、やっぱり広角系で最も天体写真用途としての適正やポテンシャルが高いレンズはTS-E24mmF3.5LⅡだと確信した。ブログ内検索かけると分かるが、僕は今までブログでこのレンズを何度も賞賛してきた。
他にも、EF24mmF1.4LⅡや新発売のEF24-70mmF2.8LⅡ、ニコンでは14-24mm f/2.8G EDなどもあるが、きっとTS-E24mmF3.5LⅡの足元にも及ばないだろう。

でもこのレンズ、みんな手放しで賞賛したくないんだよね。
なぜって、それは
①シフト・ティルト等、特殊用途のレンズで、通常写真の常用装着は一般的ではない。
②マニュアルフォーカスであるから。(これが一番かな)
③値段が高い

これらの理由があり、天文or一般写真でこれを兼用することは現実的ではない。
なので、
「買う可能性がないのなら、褒めても仕方がない。」
「たとえ性能が良くても、認めたくない。」っていうのが人情だろう。
今日みたいな日曜日、翌日仕事を控え遠征出来るわけもなく、たとえ今夜晴れる予報でも曇って欲しい、晴れるはずがない…と自分に言い聞かせる心理と似ている。
ある意味、皆をダマらせてしまう性能を有してしまったレンズ、それがTS-E24mmF3.5LⅡだ。
これをいつか是非、ML29050に装着したい。

一時はカメラレンズにのめり込みそうになった僕だが、それは逆にε180EDのシャープさ・無収差ぶりを再認識させられる結果となった。(具体的には、カメラレンズは軸上・倍率の色収差やフリンジのせいで星色表現が難しい。)当初大きな期待はしたものの、おそらく望遠レンズ含めフルサイズという土俵でこのイプシロン光学系に匹敵するカメラレンズは皆無だろう。ニュートン等の反射系含め、イプシロンはイプシロン光学系を持ってでしか超えられない気がする。双曲面鏡+ED補正レンズという最強の組み合わせ。天体写真を全くやらないフォトグラファーは、この事実にも沈黙するしかない。

だが、TS-E24mmF3.5LⅡだけはちょっと違う。
何かこう、果敢にもイプシロンに立ち向かってきそうなパワーを感じるんだ。
昨日の僕の記事ではないが、何かを犠牲・封印することで最高性能を引き出しているオーラに満ちている。
僕はこの事実に目をそむけないし、沈黙もしない。