デジカメ天体写真はもちろんですが、シグナルとノイズの比率、つまりザラつきの度合いを最優先にコントラスト強度を決定することがあります。この度合いを議論すると、必ず「結局は人それぞれ」というありきたりな回答で論議は打ち止めとなります。しかし、物事を議論するにあたって「人それぞれ」という文句ほど前進なく無意味なものはありません。
適正な照明下で写真を安定して評価する必要条件は、「鑑賞距離」です。
皆さんは、距離というものを意識して写真を鑑賞したことがあるでしょうか。

僕が思う標準的な鑑賞距離は、その作品の対角線長です。
ザラつきの判断や、シャープネスのかけ具合など、これを基準にして調整するのが良いと思います。
格闘技と同様、写真も「間合い」が必要だと感じます。
今自分がその作品に触れているその瞬間…間合いはどの程度?という自覚。
忘れがちだけど、意識しておきたい。人が変わらずとも、距離によって判断基準が大きく異なるからです。