画像処理をやっています。
久しぶりにすごく時間をかけて、じっくり慎重にやってます。
僕の行動パターンとしてほぼ100%、途中経過の処理画像をWebで公開することはありません。
それは作品公開時の驚きを、出来るだけピュアにダイレクトに伝えたいという気持ちがあるからです。
なので、こういった記事は映像以外の言葉だけの説明になってしまうのですが…。
 
フィルム時代の蓄積もあり、画像処理の特にムラ処理やフラット処理、カブリ処理には自信があって、処理ソフトの進化もありこれをステライメージの段階で今はかなり高精度に仕上げることが出来ました。
とは言え、人の作業ですので、ある一定の基準はあれど同時に結果のバラツキは存在します。
けど、最終的にその結果A・B・Cを平均化することで、僅かに残存したバラツキ情報のほとんど全てが除外され完全に理想素材イメージに到達する瞬間があるのです。
画像処理をやっていて面白いのは、この瞬間に到達したときの自己満足です。
 
もちろん、画像処理よりもその過程の上流にある現場での撮影が重要であることは分かっています。
僕も、撮影時点でやれる対策は結構何でもやります。
撮影中他の人に「神経質か」と思われるぐらい、最近では周囲に点灯する電気ランプを全て黒テープで覆い消したり。EL板の光拡散方法や減光手段にこだわったり。
 
そこまで努力して、それでも発生したバラツキというのは、これはもう真っ向から画像処理で立ち向かうしかないでしょう。PSじゃないですよ、Fits画像時点での完成体を目指すのです。
どのようにして、Fit時点での完成体を実現するのか?
そこがテーマであり、目標とすべき地点だったりしますよ。
PSに持ち込んでからゴリゴリやるのは、もう後から見てリカバリー感が丸見えなんです。
僕の言う意味は、お分かりでしょうか。
 
今ここで僕が論じていることの意味がもし分からないのであれば、会ったときなどに一度聞いてみて下さい。
手元にあるPCで実演しながら、お話することが可能です。
ある1つ2つの眼から鱗的な技法があって、希望される熱意のある方にはそれを継承したい、という願望があります。僕は昔、上手な人に教えて欲しいと懇願しましたが、ついに教えてもらう機会は得られませんでした。
だからこそではありませんが、僕はそういう「自分の技術をひた隠しにする人」にはなりたくない、という強い反発精神があります。
 
講演などで話す内容としてはあまり適していないので、会う機会があれば直接聞いてみて下さい。
電話やブログなどでは、なかなか難しいものです。