物事を長く継続させるために、収集という癖を身につけることでそれを促進させることがあるようです。
収集というのは、天体写真で言うところの作品や機材コレクションのことです。
最近の僕の天体写真の原動力は、いかに自分自身を満足させるプリントを収集するかにあります。
自分自身が納得するプリントって、なかなか巡り合わないですよね。
けど、たまにそれがあったりすると、すごく幸せな気分になります。
その感動をまた味わいたい、長く味わいたい…と思うようになる。
そして、その感動をいかに長く保持しつづけるかを思うとプリンターなどが欲しくなって…。
キリがありませんね。
けど、今年はカメラレンズでいくつかの作品コレクションを得たいと思っています。
とっておきの…自分にとって最高の1枚・1枚…です。
カメラレンズは、まだまだ天体写真分野で未知の可能性を秘めています。
選択肢が多く、安価でコストパフォーマンスに優れた製品も多く出回っています。
これらを星に向けない手はありません。
また、カメラレンズは天文屋だけではなく、多くの写真家と機材をシェアすることにもなります。
撮影対象は異なれど、撮影機材という要素で共通言語を持つことになり訴求力があります。
自分も持っているレンズで、こんな星空が撮れるんだ。
そう思ってもらえれば、少しでも天体写真のアピールに繋がるのではないでしょうか。
確かにイプシロンなどの高額機材を使えば、さらにクローズアップ撮影が可能になります。
けど、望遠で寄るばかりが天体写真のアプローチではないと思います。
カメラレンズで美しい天体写真が撮影出来ることを皆に知らせたいし、自分自身も…知りたい。
そんなカメラレンズについて、今年の目標ですが、まずは
① カメラレンズ+冷却CCDでの撮影体制を整える →K-ASTEC製フォーカサーでほぼ達成
② 良質なカメラレンズの選定 → 絞り羽根や色収差、周辺星像などを評価して入手(目下取り組み中)
③ 撮影機材の追い込み → 冷却CCDカメラ接続時のスケアリングエラーを極力排除する調整
④ 処理は客観的な手法にこだわり、素材重視の美しさ追求スタイル
あげ出すとキリがないですが、とにかくまずは、「良質な素材を得る」ための努力をしたいです。
前回1回だけオリオンの写真を撮影したことがありますが、カメラレンズで天体写真とまともに向き合った印象は非常に新鮮で良いものでした。撮影地でダウンロードされたPC画面を見て、「なに、こんなにシャープに写ってんの?」って驚き、感動したものです。この感動を、今後2度・3度と続けてみたいと思うのです。だからこそ、入念に準備を整えたいのです。前回味わった感動が実は錯覚であった、などということになって欲しくないのです。
このレンズでこんな成果があがった、という結果を残す。
いくつかのレンズを使い分けて、様々な切り口で星空を切り取る。それをプリントにする。
最終的にはそれらを自分自身で眺めて楽しみたいです。
この想像をループさせることが、僕にとって大きなモチベーション維持に繋がっているようです。
結構、天体写真趣味の原点に近いところで楽しめてる方じゃないかと思ってますよ。
語り出すと、いくらでも溢れ出てきます。