もうすぐ年末休暇に入りますね、いかがお過ごしですか?
さて、昨夜ご紹介のプリンター測定器、さっそく信頼性試験をしてみました。

方法は昨夜言ったように上画像チャートをスペクトロセンサーで測り数値化します。

測定した結果は以下です。

赤色部分は大体予想範囲内の数値でした。
赤い部分は、ちょっと外れ過ぎかな~という値です。
これが一体どのぐらい違うのか?っていうのを、PSでカラー再現してみました。
まずは、No.4のfoliageです。
中央を境界として、左が理論値、右が実測値のカラー化です。

ΔEが5近くあるだけあって、左右見てすぐその境界が分かりますね。
次にNo.7のorangeです。

あー、コレはあんまり分かりませんね。ΔEは3.53です。
このぐらいなら、個人的に許容範囲。
次にNo.10のpurpleです。

これは色相というよりも、明度で差が出てしまっている感じでしょうか?
ΔEは3.51でした。
次にNo.12のorange yellowです。

ΔEが5.97と、測色値的にはコレが一番色差がデカいはずなんです。
だけど、僕的にはあまり分かりません。
やはり最終的には、人間の知覚を最優先すべきだという教則ですね。
最後に、No.13のblueです。

やや色相に差異が見られますが、個人的にこれもまぁ…そこまで気にしないレベル。
ΔEは3.54です。
というわけで、総合判定としては…個人的にはまぁOKレベルかな?
さて、これだけで終わるのはあまり面白くないので、今度は「皆が知る身近にある色」をピックアップしてみました。興味ある方は、現物とモニターを照らし合わせて見て下さい。
まずは、カメラバッグで有名なDOMKEのネイビーカラー。

このバッグにセンサーを当て、得られた測定値を元にPSでカラー化したのが以下。

あれ?
何かちょっと違うなー。
やっぱりアレかな、こういう生地ものってダメなんかな。
気を取り直して、今度は望遠鏡メーカー タカハシの製品色…つまりタカハシカラーってやつか。

ファインダー脚にあてて測定したら、

う~ん、惜しいけど…明度がちょっと足りないかな?
けど、紙でもないのにそこそこ色を感知してます。
次に、あの豚饅で有名な551HORAIのパッケージの赤。通称HORAI RED ??

こうなりました。

あー、さすが紙媒体。これは近いわ。
イイねー、高彩度な色もしっかり読めました。
次にプリンター用紙のプラチナグレードを。

こうなりました。

ええと、測定データは(L,a,b)=(96.37,-0.07,-0.96)です。
まぁ、大体こんな認識です。
うん、多分合ってるわ。
対抗馬のエプソン製クリスピアも。

測定データは(L,a,b)=(95.06,2.40,-2.91)です。
プラチナと比べるとちょっと色味的にクセがあったので、こんな感じだと思います。
うむ、忠実っぽいな。
次に、マイ愛機のイプシロン180ED反射望遠鏡。

鏡筒に無理やりセンサーあてて測定。

あー、なるほどね~。
こんな感じだわ。うん、近い近い。
まぁ、上の写真(カメラ)でこれだけ再現してるんだから、逆に再現してくれなきゃ困るわけなんですが…。
欲を言えば、もうちょっとRが減じても良さそうな気もします。
次に、今話題のiPhone4S(白)のボディーカラー。
この間もSteveさんのドキュメントTVやってましたね。

あれ、ちょっと現物よりもグレーだ。
これは多分、表面に透明のクリアー越しにホワイトを測定している関係で明度が落ちてるんだろうなぁ。
けど、測定値は驚きの(L,a,b)=(72.54,-0.29,-0.29)です。
いやー、マクベスのグレーチャート並にニュートラルホワイトです。
写真撮影の際に、ホワイトカード代わりとして使えるかな。
最後は、皆さん天文屋が大好きな天文雑誌。
まずは星ナビの2012年1月号

黄色い帯の部分ですね。
測定カラーはこうなりました。

上の表紙画像とはあまりマッチしてませんが、現物同士合わせると結構近いですねー。
やっぱり反射原稿の測色精度は高そうです。
そして最後に、天文ガイド2012年1月号です。

文字の字体とかは無視して、背景と文字の色合い…結構近くないですか?
僕のモニターでは、かなり近似してます。
本棚から引っ張り出して、ご自身のモニターで見比べてみて下さい。
というわけで、信頼性試験は僕的に何とか合格かな?
あー、記事作るの疲れた。
天体写真と全然カンケーないことやってないかな~?と心配。