ネタもないし、画像処理関連をひとつ。

天体写真の処理スキルアップの策として、以下が極めて効果的です。
それは、「トーンカーブを使わず仕上げる」ということ。
この縛りによって、新たに見えてくる世界があります。
何でもいいので、時間がある時に過去の天体写真を再処理してみましょう。
その際、何がなんでもトーンカーブを使わないのです。
以前公開したこの対象は、トーンカーブを一切使わずに仕上げた作品です。

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スゴさや圧倒感はないかもしれませんが、その分写真に妥当性・客観性・信憑性があります。
これが今後、画像処理テクニックの幅を広める上での基礎(ベース)となるべきだと考えます。
流行のHDR技術ではないですが、みな基本処理をすっとばしていきなり応用へ行き失敗します。
だからこそ、ここを原点とすべきではないでしょうか。
僕は何も、この領域にいつまでもとどまれと言っているのではありません。
まずはこの踏み台を固め、そこから好みに応じトーンカーブだって使えばいいのです。

ちなみにトーンカーブを使うということは、故意に部分的な明るさの階調を上げ下げしているということ。光というのは明暗順序の不可逆性はもちろん、その強度比についてもリニア(直線的)であるべきだと思います。もちろんCCDデバイスにはダイナミックレンジという限界域があり、それ以上は人間が補ってやらねばなりません。

このアドバイスをどこまで真に受けてもらえるか分かりませんが、まずは色々やってみて下さい。
ある程度限定的にこれを継続していると、思わぬ悟りが得られるかもしれません。